・ニューイヤー駅伝2010は日清食品が悲願の初優勝(前橋tonton汁)

 2010年1月1日、元旦恒例の駅伝日本一決定戦、第54回全日本実業団駅伝が、群馬県前橋市の県庁を発着点とする7区間100kmのコースにて行われ、毎年のように優勝候補に挙げられては、毎年のように負けていた日清食品グループが、出場15回目にしてついに念願の初優勝を遂げましたー。おめでとー。いやぁ、この道のりは長かった・・・・いや、別に自分は日清食品ファンじゃないけど(笑)。


 しかし日清食品は下馬評どおりの、かなりの強さでしたね。てか、今回もいつもどおり?調整に失敗して、2区のガトゥニ・ゲディオン選手と、4区の北村聡選手が微妙にブレーキだったんだけど、それでも圧勝だったからなあ。たぶん実力どおりの力を出せれば、他のチームより一枚も二枚も上手なんだと思う。てか、軽く調整に失敗しても優勝できるって、これはある意味すごいと思う。


 さすが日清食品は、箱根の有力選手をかき集めただけあるな。ずいぶんと強いチームに成長したもんだ。てか、平均年齢が若すぎて笑った。どんだけ若手中心のチーム構成やねん。徳本一善選手(30)が飛び抜けてベテランとか、マジでちょっとショックだったわ。今回の大会は中国電力も一気に若返ったイメージがあるけど、日清はそれどころじゃないからなあ。しばらくはずっと強そう。


 なかでも日清のルーキー、佐藤悠基選手の活躍は素晴らしかった。期待通り走りだった。区間賞も取ったしね。さすが区間賞オトコの面目躍如といったところか?てか、テレビで大プッシュされてて笑った。これだけプッシュされて、佐藤選手の調子が悪かったり、日清が負けたりしたら、マジでどうしようかと思った。いや、だからってべつに、自分がどうこうするわけじゃないけど(笑)。


 あと、もう一人の日清のルーキー、小野裕幸選手も安定感のあるすばらしい走りでした。なんか小野選手は、地元が前橋らしいので、故郷に錦を飾ったということらしい。よかったね。おめでとう。それ以外にも、1区でトップだったカネボウの木原真佐人選手もふくめて、ルーキーさん達はとても頑張っていたと思います。箱根駅伝の選手が活躍してくれると、なんだか自分もうれしい。


 ・・・いや、ちがう・・・自分が書きたいのはこんなことではない。自分が書きたいのはトヨタ自動車九州のエース、今井正人選手についてなのだ。なんせ今井ファンなもので。自分も久しぶりに今井選手をテレビで見れて、しかも4区、つまりエース区間に満を持して登場と聞いて、なんだか感無量。ついに今井さんもエースか・・・としみじみ。やっぱキャプテンでエース。これだね♪


 しかも区間タイム2位の大活躍!しかもエース区間で選手12人ごぼう抜き!今井選手かっこええ(笑)。最近の今井選手は、熊本水上ロードレースで優勝したり、甲佐10マイルで優勝したりと、今シーズン好調の噂はかねがね聞いておりましたが、まさかこれほどとは!すごい。すばらしい。ブラボー。中国電力佐藤敦之選手に負けたのは仕方ないとしても、なんか一皮むけた感じがする!


 なのにだ!こんなに今井選手が大活躍したのに、自分が今井選手がテレビに映らないかと必死でテレビにかじりついていたのに、ちょびっとしかテレビに映らねぇでやんの。ちぇっ。ま、まあね・・・今井選手が4区でタスキを受けた時点で、トップから3分26秒遅れの29位だったかんね。多少仕方の無い所はある。あるけど、もうちょっとクローズアップされてても良かったんじゃないの?


 だぁーって、これじゃ今井さん、こんなに頑張ったのに、その事実がちっともお茶の間に伝わらないじゃないか。てか、29位とかありえん。トヨ九は2区のアフリカ区間が弱すぎる。マジでトヨ九はワンジルを連れ戻すべき(笑)。いや、別にワンジルじゃなくてもいいから、あのアフリカ区間でもある程度互角に渡り合える選手が、絶対に必要だよなあ。ここでの遅れがあまりに痛すぎる。


 あとトヨ九1区の三津谷祐選手ね・・・いつもいきなり先頭に踊り出て、仕掛けたと見せかけて、さんざんテレビに映った後に、最終的に沈むのは、あれはわざとなのか?自分がどれだけ三津谷選手に期待していたことかっ。なので集団から飛び出した時は「いけー!」って大興奮したっちゅーの。CM明けに集団に沈んでた時は、マジでズッコケたっちゅーの。なんだったんだあれは・・・。


 つうか、そもそもなんで三津谷選手が1区だったんだろう?調子が悪いのかな?いや、目立ちたかっただけかもしれないけどさ(←んなわけない)。でもまあ、トヨ九には来年も、ぜひ頑張って欲しいです。ちなみに最終結果は、1位が日清食品、2位がコニカミノルタ、3位が富士通、4位が中国電力、5位トヨタ自動車、6位ホンダ、・・・ずっと遅れて、17位がトヨタ自動車九州でした。


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