・柏原竜二と一緒に山を走ると他の選手が亀みたいに遅く見える

 2010年1月2日、第86回東京箱根間往復大学駅伝競走の第1日目が、往路5区間(計108.0km)に20チームが参加して行われ、前回総合優勝を果たした東洋大学が、またもや山登りの5区で逆転を果たし、5時間32分2秒で2年連続の往路優勝を果たしました。
 なかでも柏原選手は、7位でタスキを受け取った後に、箱根の山で前を行く6人を一気に抜き去り、2位の山梨学院大学に3分36秒の差をつけてトップでゴール。しかも昨年自らが出した区間記録を10秒上回る、1時間17分8秒の区間新記録を達成。
 東洋大の往路優勝に多大なる貢献・・・というか、これでもう東洋大の総合優勝に向けて、他大学を一歩も二歩もリードしちゃったといって過言ではない。こりゃ明日の復路で東洋大にトラブルでも発生しない限り、そのまま優勝しちゃいそうな感じ?


 いやぁ、よかったわ。本当に素晴らしかった。柏原選手は今年もすごかった。柏原ファンの自分としては、もはやなにも言うことはない。柏原選手たった一人に、すべての大学が4分以上の差をつけられてたかんね。しかも狙って区間新記録達成とかね。
 もうテレビみながら興奮して笑いが止まらなかったわ。「かっしー、速っ!」って。もうちょいゆっくり逆転劇をみたかったのに、あっという間に他の選手を追い抜いてたかんね。CM中にいつの間にか2位になってた時は、さすがにズッコケたわ(笑)。
 てか、4区の時点でトップの明大から4分26秒遅れだったのに、一気にひっくり返して2位に3分36秒差とかもうね。柏原選手はどんだけチートキャラなんだよって話。箱根駅伝のゲームバランスが、彼一人のせいでめちゃくちゃおかしくなってる(笑)。


 でもやっぱ感動した。なんかスカッとした。柏原選手の走りは、他の選手が1秒1秒築き上げた懸命な努力を、木端微塵に粉砕して、すべて水泡に帰するレベル。チーム監督の思惑とか戦略とかそういったものを、一切合財ぶちこわすレベル。
 もうね、柏原選手が、息も絶え絶えの選手の横を見向きもせずに走り去って行く様とか、苦悶の表情を浮かべて追いすがる選手をいともあっさり置き去りにする様とか、最高!最後のほうは解説の瀬古さんまで、黙り込んじゃってたからなあ。
 彼のせいで他大学の優勝へのかすかな望みが、ほとんど崩壊しちゃったわけだ。もう柏原選手が凄すぎて、前の四区間がすべてふっ飛んでしまった。冷静に考えて、ずいぶん差が開いちゃったよなあ。柏原選手のクラッシャーぶりハンパねぇ。


 あと、柏原選手が去年より、かなりインタビュー慣れしてて笑った。今年一番伸びたのはそこか?あーあ、柏原選手がもうちょっと、あとちょっとイケメンだったらなぁ。きっとモテモテだっただろうに・・・・・実に惜しいと言わざるを得ない。
 てか、柏原選手のことばっかり書いちゃったけど、他の選手の走りもすばらしかったと思う。柏原選手が凄すぎなだけで、区間2位の山学大の大谷康太選手も、十分素晴らしかったと思う。中大の大石港与選手も、駒大の深津卓也も、良くがんばった。
 でも、ごめんなさい。朝から箱根駅伝を見てて、途中でいろいろな感想があったり、思うところがあったりもしたんだけど、なんか柏原選手の走りを見てたら、ぜんぶ吹っ飛んだというか、どうでもよくなってしまった(笑)。なので後で総括を書きます。


その他の記事
 ・ニューイヤー駅伝2010は日清食品が悲願の初優勝(前橋tonton汁)
 ・箱根の山を制するものその名は柏原竜二(山の神童?)
 ・もーいくつ寝るとー箱根駅伝♪(風が強く吹いている?)




SEIKO (セイコー) 腕時計 PROSPEX プロスペックス スーパーランナーズ SBDF009
初心者から本格派に至るまであらゆるランナーに向けたランニング用ウオッチとして定評のある「プロスペックス・スーパーランナーズ」の特別仕様モデル。

SEIKO (2007/3/22)

Amazon.co.jpで詳細を見る