・ハデハデ・ブライダルフェア(ダイアモンドは永遠の輝き)

 2007年10月22日に、リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」が発表した調査(約6600人が回答)によると、06年度に結婚式を挙げたカップルの結婚費用(結納・婚約から新婚旅行まで)は平均414万円だったらしい。首都圏ではこの5年で99万円も増えたらしい。てか5年で24%増ってどんだけインフレなんだよ。不況真っ盛りのこの時代に(笑)。
 ちなみに総費用のうち、挙式・披露パーティーの平均額は319万円(内訳は新婦の衣装41万円、写真・ビデオ撮影32万円、ブライダルエステ8万円など)、婚約・結婚指輪の平均は54万円、新婚旅行は53万円といった具合らしい。


 結婚費用たけええええ!!高すぎ。なにこれ、ちょっとした年収?これじゃローンとか組まないとダメじゃん。これってご祝儀でどんくらい回収できんの?てかこうやって冷静に考えてみると、もうアレだ、牛丼だったら何杯食べれるとか考えざるをえない。庶民ですいません、ホントに(笑)。
 そもそも自分には女性の結婚式にかける情熱がさっぱりちっともこれっぽっちも1ミリたりとも申し訳ないくらい100%理解不能なんですけど、そのアホみたいな情熱にはちょっとだけ敬意を払っている。とはいえ、なにもこんなに金かけんでも・・・・・とは思う。いくらゼクシィのちょうちん記事だとしても。
 てか自分もね、新婚旅行ぐらいはアマゾン行こうが、南極行こうが、宇宙行こうが、どうぞお好きなだけ金かけてくださいっていうか、それについては別になんとも思わないわけですが、この際一言いいたい。一言だけいわせていただきたい。ていうかどうか言わせてください(笑)。婚約指輪のダイヤモンドについて。


 婚約指輪はダイヤモンド以外ありえないという固定観念が、日本の女性に植え付けられて既に久しいわけですが、でもさでもさ、1カラットのダイヤモンドなんて、人工的に簡単にできるのよ。今の時代。専門家でも見分けられないくらい完璧に。なんならピンクダイヤもブルーダイヤも思いのまま。それで50万円〜100万円といった値段が、たった5万円ぽっちになるのよ。これってどうよ?すごくバカらしくね?
 だからさ、いいじゃん別に天然モノじゃなくても。人口ダイヤでも。誰もワカンネーよ。本人以外は。なんならルビーでもエメラルドでもサファイアでもパワーストーンでもよくね?あんまダイヤモンドばっかり信仰するのはどうなの?よく考えてみ?ホント企業に釣られ過ぎだから。釣られて釣られて釣られまくり・・・・・って女性の人にいいたい。
 でもまぁ、こんな話をしたところで、女性には何の意味もないのも知っている。ダイヤモンドを見る女性の瞳はきらっきらしてっかんね。ほんとね、目が怖い。眼光が鋭い。確実にイッちゃってる。なにそれ、金貨みて目がドルマークになる昔のアメリカのアニメかっつーの。てか「婚約指輪は給料の3ヶ月分」とか勝手に決めんなっつーの(笑)。これって誰が決めたんだよ?


 つまり何が言いたいかって言うと、デビアスの洗脳*1ってすっげぇ(笑)。


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*1:デ・ビアス(De Beers)は南アフリカに本社を置くダイヤモンドの採鉱・流通・加工・卸売り会社のこと。いわゆる資源メジャーの一つ。世界のダイヤの価格と流通量は、デビアスにほぼ握られている。デビアスが女性にダイヤモンドを連想させるために、かけている広告費の額はホントにすごいらしい。また、この会社により人口ダイヤモンドの市場はおろか、中古のダイヤモンド市場すら制限されているらしい。スゲーな、この会社。マジで引くわ(笑)。