・3度目の正直、ディルーカがジロへ弾みつける初勝利(リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ2007)

 春のクラシックシーズンを締めくくる、ヨーロッパのロードレースの中でもっとも長い歴史を誇るLA DOYENNEこと「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」がベルギーのワロン地方で行われ、ダニーロ・ディルーカが優勝しました。
 それにしても、自分は「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」が数あるクラシックレースの中で一番好き。ワンデーレースとして、すごくよく出来たコースだと思う。この絶対スプリントでも、絶対逃げでもない、絶妙なコースレイアウトが素晴らしい。今年もすごい面白かった。レースが毎回こんな感じだと見ている方としてもうれしいかな。
 んで、ディルーカが久々にやってくれました。やっぱさー、こういっちゃなんだけど、ディルーカはステージレースで総合優勝とか目指すより、ステージ優勝とか、ワンデーレースとか狙うほうが全然いいと思うんだよね。ステージレースでも総合優勝狙わなければ普通に1,2勝くらいできそうだし、ワンデーレースとかもう抜群。今年もジロの総合優勝とか狙ってんのかな?まぁねらうなとは言わないが、ねらわないほうがええのんちゃうの?


 ところですごい疑問なんだけど、ダニーロ・ディルーカ(リクイガス)ってイケメンなの?あのねー、確かに表彰台の上でガッツポーズしてるディルーカは、なんとなくかっこいい気もする。そりゃあベッティーニよりはディルーカのほうがイケメンな気がしないでもない(ベッティーニファンの皆さんゴメンナサイ)。でもねー、真剣な顔で坂道を登るディルーカの顔が、どうしても『ゾウガメ』っぽく見えるんだよねー。すごい不思議。
 しかもあのリクイガスの黄緑のジャージと相まって、なんかカメレオンっぽいっつーか、爬虫類ぽいっつーか、エイリアンぽいっつーか、ちょっと自分の苦手な顔なのです。怖さ倍増なのです。自分だけかな(笑)。
 とはいえ、日本にたくさんいるであろうディルーカファンを敵に回すつもりはない。なんとなくそんな気がするだけなので、ゴメンナサイ、許してください、怒らないでねー☆彡


 でも今年の春のクラシック・シリーズは若手が活躍して結構良かったんじゃないでしょうか?アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)、ダミアーノ・クネゴ(イタリア)、ステファン・シューマッハー(ドイツ)、アルベルト・コンタドール(スペイン)あたりは、ツールでも活躍してくれそうだし、今後も注目していきたい。
 ・・・しかしフランス人レーサーのショボさは、もはや涙なしでは語れないね。将来有望な選手なんてさっぱり見当たらない。フェスティナ事件の後遺症が、未だに抜けないのかな?こんだけ自国の選手が活躍できなけりゃ、そりゃレキップが「ドーピング・ドーピング」って騒ぎたくなる気持ちもわかる。


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