・納豆菌のネバネバ(高級料理になれない運命)
今日のテーマは昨今話題の納豆(笑)。
ところで自分は納豆が好きでも嫌いでもない。別に納豆がこの世からなくなったとしても困らないし、健康にいいということなので、時々食べるということであれば別にかまわない。毎日食べるのは嫌だけど。つまり納豆に対する思い入れがこれっぽっちもない。すごいニュートラル。普通の人はどうなんだろう。やっぱ納豆に思い入れとかあんのかな。自分の中ではくさやの干物とか、小女子の佃煮とか、牛タン弁当とか、もみじ饅頭とか、博多の女と同じレベル。分かりづらいか。
でも改めて見てみると、見た目は悪いよね。茶色くて糸引いてるしね。しかもすごい糸引いてるしね。初めて見たなら誰もが100%「これは食べたら絶対ヤバイ」って認識すると思う。納豆が安全てわかってるから、なんとも思わず食べてるけど、例えばさ、お米が茶色くて糸引いてたら、とりあえずびっくりするよね。間違いなく食べないよね。それと同じ。
それから臭いも悪いよね。自分の中では少なくとも食欲をそそるニオイではない。例えば、カレーとか、コーヒーの臭いが通りがかった店の中から漂ってきたなら、おもわず香りに誘われてその店にはいっちゃおっかな♪って気にもなるけど、納豆の臭いが漂ってきたとしても、自分は絶対その店には入らない自信がある。実際アンモニア臭らしいしね、あの臭いは。
それから食感も悪いよね。納豆食べ終わった後、口の中がすごいことになってる。ネバネバのニチャニチャ。かといって、天ぷらにされたり、コロッケにされたり、その他の料理(パスタとか納豆汁とか)にされても、自分は全然食べる気がしない。だって納豆って個性が強いじゃないですか。ごはん以外の食べ物との相性はあまり良くないと思う(何故かご飯とだけ相性ぴったり)。なんかね、納豆料理はムリヤリ感が漂ってる。そんな必死に他の料理に納豆合わせないでもイイッしょ。
ということで、こうして考えてみるとやっぱ納豆は結構、衝撃的な食べ物だと思う。例えばさ、美術の時間に静物画を描きましょうってんで、果物とか、ステーキとか、なんだったら焼いたサンマとか、お刺身とかでも結構おいしそうな絵が描けそうだけど、納豆は難しいよね、厳しいよね、限界ギリギリだよね。おいしそうな絵を描くハードルがすごく高い。セザンヌレベルでなんとかおいしそうになるかもしれない。
だからやっぱさー、納豆はゲテモノ認定してもいい気がする。納豆好きの人には申し訳ないけど。コノワタ*1とか、ハチノコ*2とか、ザザムシ*3とかと一緒。。。
・・・・・それにしてもこうしてみると長野の珍味は凄まじいな。なんていうかパンチが効いてる。
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