・災難の続くユニベット、ジロ出場権も与えられず

 今期、UCIのライセンスを取得したばかりのUnibet.comですが、現在のところ、災難が続いている模様。

ジロ・デ・イタリア主催者のRCSsportからプレスリリースが出され、今年からプロツアーチームに昇格したユニベットにジロ出場権を与えない事を発表した。他にもRCSsport主催のティレーノ〜アドリアティコやミラノ〜サンレモも同様に出場権を持たず、この余波はゲロルシュタイナーラボバンクケスデパーニュにも及んでいる。

 あちゃー、これは痛いな。これ以外にも、ブエルタ主催者のウニプブリクは、Unibetブエルタに招待する気はないとか、早くも宣言しちゃてるし。
 さらにUnibet.comはギャンブルの会社らしいのですが、フランスでは非公認のギャンブル会社の広告は法律で禁止されているため、フランス国内のレースでUnibetの企業広告をつけ走れないらしい。おかげでフランスでは、Unibetのロゴのところにおっきな『?(ハテナ)』マークつけてレースに出てる。
 これはつまり、たとえツール・ド・フランスには出場できたとても(できないとは思いますが)、スポンサーのロゴを入れられないということだ。そんで宣伝できないということは、スポンサードする意味がない。つまりUnibet.comにとってツール、ジロ、ブエルタの3大ツールは絶望的だ。
 そもそも、Unibet.comがこんな痛々しいことになっているのは、グランツール主催3団体とUCI(国際自転車競技連盟)のゴタゴタのせいなのですが、自分はこの3大ツール主催者とUCIはもっとバチバチやり合っちゃうもんだと思ってた。だけどいまのところ、3大ツール主催者がUCIを無視しつづけ、UCI遺憾の意を表明するだけで、とくに何もしていない。つまり冷戦状態だ。Unibet.comはそのとばっちりを、一身に受けているといっても過言ではない。


 でもさーやっぱこれって酷いよねー、酷過ぎるよねー。これじゃUnibetが、大枚はたいてプロツアーライセンスを取得した意味ないじゃん。もはや詐欺じゃん。プロコンチネンタルチームでも一緒じゃん。ていうか、そっちの方がましじゃん。UnibetUCIクーリングオフとか申請したほうが絶対いいよ。まだ間に合うかどうかしらんけど。
 でも自分なんかUnibetの選手なんて、バーデン・クックやホセ・ルハーノくらいしか知らんので、かわいそうといえば、かわいそうだが、別にどうでもいいっちゃー、どうでもいい。つーことで、Unibetグランツール主催3団体の開催するプロツアー11レースから全部はずされるに5000点、はらたいらさんに全部。


その他の記事
 ・Tモバイルがバルベルデ獲得に失敗、提示額は15億円!
 ・グランツール主催3団体がUCIプロツアー離脱を発表
 ・ディスカバリーチャンネルがプロツアーから排除




globalove ポクポン Whitch Funny PPT-062
(ギャンブル・勝負運) 二つとない守り神マスコット

GLOBALOVE (2007/2/17)

Amazon.co.jpで詳細を見る