・それがゆとりクオリティ(OECD学力調査)

 経済協力開発機構(OECD)が2007年12月4日に発表した、世界57か国の15歳の生徒を対象に行った「国際学習到達度調査(PISA)」で、日本は2003年に引き続き再び順位を下げちゃったらしい。学力と学習意欲が全分野で後退しちゃったらしい。理数離れが進んじゃったらしい。アチャー・・・。
 この問題、2003年にも日本の順位が下がったと、マスコミでさんざん叩かれ問題視されましたが、今回さらに順位が低下したことで「日本の学力は低下していない」と、今まで主張してきた人々は、ほぼ完全敗北らしい。まぁ他の国ががんばっただけという可能性も、確かに捨てきれないけどねー(笑)。
 渡海紀三朗文部科学相も「ゆとり教育」の失敗を認め、「やっぱり失敗だったから元に戻します」ってな感じで、またもや教育の方針転換をしちゃいそうです(笑)。


 バカエリートキター!こりゃあと10年ぐらいは、この調査で成績下がっちゃうかもしれんね。日本の子供達はちゃくちゃくと、バカへの道を歩んでますよ。バカの大量生産ですよ。だがそれがいい(笑)。そりゃ確かにゆとり世代は、何事においても真剣にバカなことしている気はするけどね。でもそこが好き(笑)。過度な受験戦争と詰め込み教育が悪いというなら、この大学全入時代にむけて、ゆとり教育もいいんじゃねーの?胸をはればいんじゃねーの。じゃねーのぉ?(笑)
 つーかぶっちゃけ、ナンバーワンじゃないけど、そこそこの位置にいるじゃん。それで充分じゃん。そりゃ勉強時間を減らせば、順位も下がるだろ。常識的に考えて。当たり前の話だ。そんなことは。しかし、ゆとり教育がめざしたものは、もっとこう、なんか別の・・・ほら、アレだ・・・ときめきっていうの?そういうものじゃなかったのかな。意味ワカンネーけど。


 まだ自分ら大人は、ゆとり世代の本気を見たことが無いのだ。ゆとりはきっと大丈夫。ゆとりはやればできる子。現実見るな、夢を見ろ!感じるのだ、可能性を!心にゆとりを持っていこうぜ。
 自分なんかね、ゆとりがなんか違う日本を見せてくれるんじゃないかなって、ちょっと心待ちにしてる。想像もつかない自由な発想とか、なんかワクワクしてる。それに、日本をしょって世界から笑いをとる様とか、未来の日本が盛大にコケる様とか、いろいろね・・・期待をね・・・やっぱ、ダメかなぁー(笑)。


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