・ディスカバリーチャンネルがプロツアーから排除
イヴァン・バッソの加入でIPCT(国際プロサイクイングチーム連盟)が倫理規違反としてディスカバリーからプロツアーチームから排除することで合意したらしい。
12月8日、ブリュッセルでUCIプロツアーチームの代表によるIPCT(国際プロサイクイングチーム連盟)の会合が行なわれ、イヴァン・バッソ(イタリア)と契約を交わしたディスカバリーチャンネルをプロツアーから排除すべきという結論に至った。これを踏まえた最終決定はUCIに委ねられる。
でも、決定に実効性は無いって言うのがズッコケる。なんじゃそりゃ。言うだけか?権力無いって悲しい。最終的な判断はUCI(世界自転車競技連合)に委ねられ、2007年1月11日に決まるらしい。
でもまあ排除されないでしょう。だってなんだかんだ言ったって世の中、金っしょ。パワーゲームっしょ。だってこれでディスカバリーがプロツアーから外れたら、間違いなくツール主催者側に加勢するっての。ディスカバリーなら3大ツールのワイルドカード確実だし。UCIもIPCTもそうなったら困ると思う。IPCTも文句は言いますが、実際排除しようと思ってないんじゃないかな。とりあえず建前言ってみましたっていう。もうね、この辺のヨーロッパの二枚舌外交がムカつく。
そもそもオペラシオン・プエルトでの、ツールでの選手排除のやり方がむかつくっての。なんじゃ、あの無茶苦茶な選手排除方法は。まぁ、ドーピングやっていたかどうかと聞かれたら、自分もやってたと思うよ。。。思うけどさー。。。それでもあれは無い。ガッカリした。しかも排除したのに、ランディスがドーピングにひっかかってるし。
UCIとASO(ツール・ド・フランス),RCS(ジロ・デ・イタリア),Unipublic(ブエルタ・ア・エスパーニャ)の不協和音にはいい加減うんざりだが、毎年、毎年、分裂の危機とか大騒ぎするくせに、別に和解した話も聞いた事ないのに、毎回モトサヤに収まるのが不思議。これもやっぱり談合ちゃうの?出来レースなんじゃねーの?って思う。
大体、自分はプロツアーに反対だって言うの。F1じゃあるまいし。ツアーリーダーに何の権威も意味もないじゃん。ツアーリーダーの白いジャージも意味がわからん。マイヨ・ブランじゃん。新人賞かよ。
それにさ、3大ツールの主催者も、自国のチームを多めに出したいとおもうの。やっぱ全チームワイルドカードでやってくれ。出たいチームが、出たいときに、出たいレースに出ればいいんじゃんと思う。出たいレースに出れるかどうかは、また別の話。
ここは勇気を出してツアーから離脱して欲しい。ブエルタだって日数短くしてくれなんて条件、飲むわけにはいかないんじゃないかな。
でも長いものに巻かれる気持ちも解かる。
●その他の記事:
・晴れた日は自転車に乗って・・・(ツーキニストって・・・orz)
・ツール・ド・フランス入門(歴史と栄光の向こう側)
・ツール・ド・フランス2007総括(It’s Not About the Bike)
ツール・ド・フランス 1985~1991 7YEARS BOX
出演:ベルナール・イノー, ステファン・ロッシュ
NHKエンタープライズ (2005/8/26)
Amazon.co.jpで詳細を見る