・我がブログはコンプライアンスに基づき(グルメサイトのホットペッパー)

 最近、個人情報の流出(WinnyなどのP2Pソフト含む)が続いており、その保護に対する関心の高まりから、やたらめったらコンプライアンスという言葉を聞く機会が増えた。それから不二家のズサンな管理もコンプライアンスが関係しているらしい。


コンプライアンスcompliance】とは

  • 要求や命令への服従法令遵守。特に、企業がルールに従って公正・公平に業務を遂行すること。
  • 服薬遵守。処方された薬を指示どおりに服用すること。
  • 外力が加えられたときの物質の弾力性やたわみ強度。


 要するにリスク回避の手段として、その手の法令(個人情報保護法とかいろいろ)を遵守してますよと、狭義ではいいたいらしい。
 まあそれについては何も異論はないのですが、最近カタカナ英語とか英語の略語(頭文字表記)が多過ぎだってことを自分は言いたい。自分はぶっちゃけついていけません。だって別にコンプライアンスじゃなくて法令遵守でいいじゃん。イミダスとかどれぐらいのスピードで日本語増えてんだろう、全て理解している日本人はいるのかな。「業界用語」みたいなのも含めてですが。


 で考えたんですけどこのままだと200年後にはカタカナと英語が、がひらがなや漢字を凌駕してるんじゃないかと。前島密志賀直哉の夢が叶っちゃうぞと。そんな事にならない為に、文部科学省か、別の官僚か、誰がすんのか知らないが、ちっとは訳す努力をしろと。英語で言ったらかっこいいとか思ってんじゃねーぞと。特にイニシャル3文字表記なんて同音異義語?ができまくりだっつーの。
 ほんとね、マスコミとかに任してると、日本の造語なのに無理繰り英語でいってみたりして、和製英語だっつって海外じゃさっぱり意味が伝わらなかったりすっかんね。迷惑だっつーの。造った奴出て来い。説教してやる。まぁそれを読んで、「なんかこれってオシャレな言葉っぽいわ〜」ってんで使ってみちゃったりして、そのうちデファクトスタンダードになっちゃうのは、アホな世間に問題があるわけですが。。。
 福沢諭吉森鴎外も、今生きていたらきっと、やりきれない思いを抱いていることでしょう。やっぱさー、中国や台湾の面白漢字訳語を見習えと。やつらはがんばっとるっちゅーねん。すごい必死に漢字に直してる。


 で、結局何が言いたいかというと、ビジネストークでそんなの使われたら、しょっちゅう「はー???」みたいな感じになる。頭の上ではてながクルクル回ってる感じ。でもさ、他のみんなは知ってるみたいなんで、聞けないわけよ、「〜〜ってなんですか?」とかね。だから、なんか知ったかぶってうんうんうなずいちゃったりして。つまり、その場で質問できずに、後でこっそり調べる自分が嫌いだということです(泣)。


なんか文句ある?なんか文句あるか?言ってみろよ、みんな。
ちょっと長すぎて覚えにくいよ!
ホッペくん、よろしくな・・・・・ホッペくんはないな。
次回は日本版SOX法について(嘘)。


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