・ウインドウズ・ビスタ・コンシエルジュ(ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ三世)

 やっとこさMicrosoftからWindowsの新OSが発売されました。『Windows Vista 』(開発コードネーム:Longhorn)。Windows XPの後継にあたる次世代OS。思い起こせば日本で2001年11月16日にXPが発売されてから、2007年1月30日にVistaが発売されるまで5年と2ヶ月とチョット。いやー長かった(しみじみ)。このビスタ、構想が明らかになった当初、リリースは2003年が想定されてたそうですが、それから何度も何度も発売が延期になり、ついに2007年ですよ。どんだけ待たせるんだっつーな。ドラクエの発売延期どころではない。発売日伸び過ぎ。引っ張り過ぎ。テレビの大事なところでコマーシャルみたいな。クライマックス来るかー!ってところでまた来週みたいな。ま、Windows大好きユーザー、小売店、PCメーカー以外はぜんぜんヤキモキしてなかったと思うけど。
 だってこのビスタ、秋葉原などで29日深夜からカウントダウンイベントを行った後、30日午前0時と同時に販売を開始したそうなのですが、どのニュースをみても完全にスベッてた。完っっっ全にスベッてた。悲しいくらいに盛り上がってなかった。20人ぐらいの行列が出来ていたとか書いてあったが、間違いなくみんな店に雇われたサクラさん達だと思う。さすがにちょっと痛々しかった。


 そんで肝心の中身ですが、XPとVistaで何が変わったかというと、色々なメディアでこまごまと説明されていますが、要するに『見た目』。ここ重要。見た目が変わった。すごいかっこよくなった。そんだけ。それに伴い、操作方法がチョット変わった(ユーザーインターフェース)。それ以外の変更は、ほとんど考慮に値しない。
 パソコンに詳しい人はそれ以外に日本語のコードセットが「JIS X 0208:1990」から「JIS X 0213:2004」になったとか、セキュリティが強化されたとか、色々おっしゃられているわけですが、自分みたいなライトユーザーには全然関係ない。どっちかっていうとWindows標準搭載ゲームのピンボールがなくなったことの方がショックだった。マインスイーパがなくならなくて良かった(笑)。
 まあでも、PS3だってPS2から変わったところといえば、やっぱほとんど見た目と値段しかないわけで、そのほか変わったところは、自分みたいな一般ピープルにはほとんどわからないわけで、Windows Vistaの変わったところが見た目というのも、それはそれで仕方ない。
 もちろんビスタは値段も変わった。これはWindows Vistaのソフトウェアの値段もあるが、それ以上にパソコン(ハードウェア)に要求されるスペック(システム要件)がすごい高くなった。いままで発売されてたノートパソコンじゃ、ほとんど動かないらしいからね、ビスタ。現在売られているノートパソコンでも、安物のほとんどは結構キツめ。ビスタのグラフィックの素晴らしさを堪能するには、かなり最新のパソコンが必要。


 でも欲しぃー。ビスタ欲シィー。だって新物好きですから〜。でもまぁいっか。会社で、もうすぐビスタが入ったPCとか配布されるかもしれないし。よくよく考えたら自分はパソコンを、家でインターネット見るか、メールするくらいしか使わないし。それにXPのサポート期間は2014年までになったし。2015年に考えるとしよう(遅っ)。


その他の記事
 ・猟奇事件ファイル(これもある意味、五月病?)
 ・リニアモーターカーが開通する日(それは夢の高速鉄道)
 ・DJ OZMA考




Microsoft Windows Vista Ultimate 通常版
作成したドキュメント、写真、音楽やビデオ、電子メール、チャットなど、複雑なデジタル世界にクリアな視界を提供するWindows OS

マイクロソフト (2007/1/30)

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