・首都圏マンション億ション(懐かしの銀座一坪)

 不動産バブルといわれて久しいが、品川区や港区には、あいかわらず雨後のタケノコのように新築マンションが建設中。おかげで、うちから、かろうじて見えてた東京タワーが、さっぱり見えなくなっちゃった。なんだよ!うちのささやかな自慢だったのに!景観破壊じゃんか、ちくしょ―――――っ!なんてね、いってみただけ。


 しかしなんなんだろう、この大フィーバーぶりは。しかも、そろいもそろって高層建築。平らな地面に、にょきにょき生えてます。まあね、こんな光景も、日本の景気がよくなっていると思えば微笑ましい。なんならもっとニョキニョキ育つように、ジョウロで水をあげてみようかしら(アホ)。
 確かに、この界隈には一戸建て少ないからね。中野区とか世田谷区とかと違って、日照権がどうたらこうたら言う了見の狭い人も少なそうだし。自分もできれば200階建てビルヂングとか作って欲しい。頑張れゼネコン*1。談合、談合、また談合だ。おまえらが、雨が降ろうが、槍が降ろうが、社長が逮捕されようが、談合を止めないってことはよっく分かった。そこはもうあきらめた。本当にゼネコン談合ニュースは見飽きた。ウンザリ。考えたんだけど大手ゼネコンは1年ごとに、社長を警察に自首させるシステムにしたほうが、面倒が少なくていい。言い過ぎ?


 でも、またぞろ地上げ屋さん*2が墓場からよみがえるのも確実。もう自分の知らないところで、すでに始まってるかも知れない。こえぇぇぇぇ!!やっぱもう一回来るのかなー、バブル景気*3?好景気の時って人間の正気が失われている気がして、あんま好きになれないんだよね。自分は。


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*1:元請負者として土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者のこと。

*2:大都市の再開発の土地取得のため、駅周辺の古い商店街の人々を強引に立ち退かせる暴力団の方々

*3:1980年代後半〜1990年代初頭の好景気。過剰な投機熱による地価高騰によって支えられ、総量規制と投機熱の冷却により終焉。