・若気の至りの恋占い(占い師の説得力の秘密について)

 それにしても占いを職業にする人々の胡散臭さは、あれはすごい。すさまじい。絶対わざとだな。やっぱネクタイ締めて七三分けとかじゃ説得力ないのかな?だってサラリーマンなら少なくともスーツとか着てないと説得力ないし、はきはきしゃべるのと営業スマイル必須でしょ。なのに占い師ときたら、しゃべり方もなんかなれなれしいわ、客に対する態度も上から目線だわで、社会人としてみるとまったくもって失格。いわば占い師って一般サラリーマンの対極に位置してる人たちだよね。
 でも結構な数の女性が占い師の言うことを信じちゃったりするわけじゃないですか。これは説得力とは何かについて、もう一度考え直してみる必要がある(笑)。


 いやね、自分も昔、渋谷のパルコだかどこだかの占い屋さんに連れて行かれたことがあるわけですよ。占いブームだかなんだかの頃に(というか占いブームじゃない時っていつ?!)。そしたらなんか妖怪みたいな顔をしたおばちゃんが出てきちゃったりなんかして、「今年はあんまりいい年じゃなかったけど、来年はきっといい年!」とか根拠のない太鼓判を押してくれたわけですよ。そんなこと真顔で言われたってこっちが恥ずかしいっつーの。占ってもらっている間も良識が邪魔してずっと半笑いでした。しかも正直、自分なんて占いに全然興味がなかったもんで、占ってもらっている間はずっとふってってました。
 でもさすがにどう考えても不合理なところとかで、おもわず「んなわけねーだろー」。そんでどーでもいい話をえんえんされている間は、ずっとしらけモードで「はいはい、不幸不幸」。そんで適当なことを確信めいていわれると、こいつ何いってんのってかんじで「はぁ〜?」。そんで横向いてあきれたようにポツリと一言「あほくさ」。


 でも考えてみると、やっぱこれって占いの消費の仕方が間違ってたよね。もっとこうエンターテイメントと割り切ってノリノリでいかないとダメだったと今となっては思う。やっぱあの頃の自分は大人気なかった。自分は嫌な客でした。今ではあのような態度をしてしまった自分をたいへん反省してます。占い師の人だってがんばってるわけですしね。次のチャンスがあればもう少し真顔で聞くように努力したいと思います。占い師の方ごめんなさい(懺悔)。。。


 とはいえ、あの値段はどう考えてもぼったくりだろーwwwwww
 弁護士の相談料より高いってどう考えもおかしい。おかしいと思っているのは自分だけかもしれませんが(苦笑)。もしも弁護士が水晶玉かタロット使って相談受けてたらそれって説得力があるのか?そういうことなのか?誰か本当のことを教えてくれ〜〜〜(笑)


その他の記事
 ・絶対当たるかもしれない12星座占い(アポロンの神託)
 ・桜前線北上中(3月の風に想いをのせて)
 ・キモネイル(それは1000億円市場)




The Rider Tarot Deck (カード)
Arthur Edward Waite (著)

United States Games Systems; Cards版 (1989/02)

Amazon.co.jpで詳細を見る