・帰ってきたペタッキ、混戦バトルを制してジロ20勝目(ジロ・デ・イタリア2007第3ステージ)

 とりあえず、今年もジロ・デ・イタリアはじまったな。ペタッキ渾身のガッツポ〜ズ!泣いてるし。ペタッキは列車がなくても、やれば出来る子(笑)。


 というわけで既に第3ステージまで終ったわけですが、雑感として今年のジロは結構面白いんじゃないでしょうか。特に今までのところイタリアのロードレースファンにとっては理想的な展開でしょう。ガスパロットのうっかりゴールとか、ディルーカマリアローザとか、ペタッキの復活とか、話題が満載(笑)。
 それにしても相変わらずリクイガスのライムグリーンのジャージはキモイな。ピンクとグリーンの組み合わせって、見てるだけでなんか吐き気が・・・・・。


 今回はディフェンディングチャンピオンバッソがドーピング発覚で欠場して、誰が総合優勝するかさっぱりわからないわけですが、ま、イタリア人が優勝するだろ。常識的に考えて。だってジロってイタリア人のモチベーションが異常に高い分、他の国の選手のモチベーションは異常に低いからな。イタリア人以外でツール狙ってくる選手は、出場しないかやる気が無いか調整かのどれかだし。
 ロビー・マキュアンの「第10ステージまでは走るよ」のコメントとか超ウケる。やる気なさ過ぎ(笑)。嘘でもいいからもうちょっと気つかったげて〜(笑)。イタリア人とか、こんなコメントされたらちょっとは頭に来たりするのかな?


 個人的に楽しみなのは第13ステージ、サントゥアリオ・ディ・オローパのヒルライミングTTと、第17ステージ、モンテ・ゾンコランの最大勾配22%の頂上ゴールかな。モンテ・ゾンコランの平均勾配が15%で最大22%ってどんだけぇ〜☆(笑)。激坂過ぎて自分が登ることを考えるとめまいがする。っつーか無理。ここで何かハプニングが起こってくれると面白いんだけどね〜、でもどっちかっつーと総合となんも関係ない選手が優勝するような、超つまらない戦いになる可能性のほうが高い(笑)。
 次の第4ステージは標高1260mのモンテヴェルジーネ・ディ・メルコリアーノにゴールする、今回のジロで最初の山頂ゴール。ここでとりあえず総合を狙う選手の調子が判るでしょう。楽しみ♪


その他の記事
 ・3度目の正直、ディルーカがジロへ弾みつける初勝利(リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ2007)
 ・終盤に逃げたオグレディが南半球勢初の栄冠に輝く(パリ〜ルーベ2007)
 ・復活のフレイレが2度目のプリマヴェーラ制覇を達成(ミラノ〜サンレモ2007)




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