・日本ダービーのファンファーレ(経済動物の運命)

　というわけでもうすぐ第74回日本ダービー(東京優駿)。サラブレット3歳の最強馬決定戦で、クラシック三冠(皐月賞・ダービー・菊花賞)の2戦目で、年に一度の競馬の祭典で、日本の全てのホースマンが憧れる最高の舞台です。そして自分にとっては毎年大穴を狙うつもりが、ついつい本命から流してしまい、勝っても負けても赤字続きのレースではある。でもやっぱ当たっても赤字って、基本的に馬券の買い方間違ってるよね。反省する。やっぱ今年は大穴ねらいで行く。毎年言ってるけど(笑)。
　というわけで今年はフサイチホウオーを抜かして・・・・・いやまてよ、常識的に考えてホウオー外すはないだろ。どう考えても頭一つ抜けてるし。東京の2,400mなんてあんま大穴出ないし。う〜ん、というわけで今年もフサイチホウオーから、ヴィクトリーと、アドマイヤオーラと、ヒラボクロイヤルに馬連で流します。ガチガチ(笑)。はぁ〜、我ながらダメ人間だな・・・。

　ま、自分は特に競馬好きというわけではないので、あんまり馬券とか買わないし(ダービーと春天と秋天と年末暇なら有馬買うくらい)、血統なんてものにあまり興味はないわけですが、それでも今年はサンデーサイレンス産駒がいないのが淋しい。今までは毎年サンデーサイレンス産駒の多さにウンザリしていましたが、いざいなくなってみるとやっぱり一抹の淋しさを感ざるを得ない。やっぱサンデーは偉大だったよ。だって種付け料1回2,500万円よ。産まれてくる産駒が走るかどうかもわからないのに2,500万円てー！やっぱすげーよ。尊敬しちゃう。サンデー以外に競馬で尊敬できるのは、あとはデットーリぐらいなもんだ(笑)。
　てか、サンデーサイレンス亡き後のリーディングサイアーはやっぱジャングルポケットなの？ジャングルポケットって自分にはちょっと予想外だったんでびっくり(笑)。

　ちなみに日本における競走馬の生産頭数は、年間約8,000頭らしいのですが、その中でダービー馬になれるのはたったの1頭、引退後に牝馬は繁殖用に大事にされますが、牡馬は種牡馬になれるのもせいぜい50頭、乗馬転用にされるのはまだいいほうで、大抵は廃用にされ食肉として処分されます。自分はサラブレッドに対する思い入れは特にないので、別に馬刺しでも桜鍋でもガンガン食べれちゃうほうなんですが(ちなみに通販で買えるらしい)、日本の競馬ファンや、特に英米などではサラブレッドの廃用処分にかなり抵抗がある人も多いようです。
　もちろんそこはJRAとしても触れられたくない部分なんで、あまり公にはなりませんが。でもサラブレットの感動の出産シーンばっかりテレビでやられると、偽善ぽくてゲッソリしちゃうんだよねー。だって3歳くらいまではすごく大事に育てられるのに、いらなくなったらポイだからね。人間の娯楽のためだけに産まれて、走るのが遅ければすぐに殺されちゃうなんて、考えてみればかわいそうな話だ。だからどーだっつー話ですし、そういう考え方も所詮は偽善なんだけどね(笑)。

　ところで、競馬のファンファーレでラッパ吹いてる人って滅茶苦茶ヘタクソだよね。音外しまくりだし、音割れてるし。お前らド素人かよ！あんな演奏サントリーホールでされたら、客みんな怒ってその場で席立って帰るっつーの。あれってマジでムカツクわー。関係ないけど(笑)。

編集後記
　1着 ウオッカ 牝 四位洋文
　2着 アサクサキングス 牡3 福永祐一
　3着 アドマイヤオーラ 牡3 岩田康誠
　単勝 3 1,050円 3番人気
　馬連 3-16 54,470円 80番人気
　馬単 3-16 97,890円 139番人気
　３連複 3-14-16 248,790円 328番人気
　３連単 3-16-14 2,155,760円 2039番人気
　枠連 2-8 1,990円 8番人気

　・・・・・惨敗(泣)。

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