・これっくらいのお弁当箱に♪(ベイビーキャロット)

 最近のママすげぇ―!なんかテレビでキャラ弁っていうの?そんなの特集していて、単なるお弁当がちょっとしたアートっつーか芸術作品になっててちょっと感動した。感動したっつ―かウケた。ママお弁当凝り過ぎ。ママ朝っぱらからがんばりすぎ。やっぱ世の中スゲーかーちゃんているんだなー。
 だってお弁当の中に、プーさんとか、ピカチューとか、アンパンマンがいんの。もはや、タコさんウインナーとか、ウサりんごとか、桜でんぶのハートマークとか、そんなレベルじゃ全然ない。あともうちょっとでフルーツ・カービングとか、飴細工とか、大根の桂剥きとか、そういう世界。これって手間は別にしても材料費いくらぐらいかかってるんだろう。ある意味、才能の無駄使いだな(笑)。


 でもねー、ハッキリ言わせてもらうと、なんか見た目がすごすぎて、どう考えても味より見た目重視な感が否めない。しかも「おいしそー」っていうのとはちょっと違う見た目。ぶっちゃけていうとちょっと不味そうだった(笑)。だってなんか青いご飯ていうのがあって、それってカキ氷のブルーハワイシロップで炊いてるんだって。ご飯にシロップっていうのが既にアレなんだけど、見た目が青って言うのがなんだかなーっていう。青って食べ物として考えうる最悪の色だよね。
 しかもすごい注意して大事に持ち歩かないと、お弁当箱がすごい事になるじゃないっすか。お弁当開けたときに、がっつり右寄りとか左寄りとかになるじゃないっすか。ミッキーの顔がグチャグチャで訳わかんないっつーかねずみ男になる感じ(笑)。文字書いた海苔とかが弁当箱の蓋にくっつきまくりで意味不明な感じ。でも子供が持ち歩いたら大抵そうなるでしょ。これはホントにしょうがない。子供が箸箱を笛がわりにブーブー鳴らすのと同じくらいしょうがない。諦めてもらうしかない。早起きして一生懸命作った努力が台無しです(笑)。


 とはいえ、やっぱそういうかーちゃんは自分なんか尊敬するわけ。だって中には冷凍食品とか加工食品ばっかりの弁当作っているかーちゃんもいるわけじゃないですか。最近の「自然解凍冷凍食品」なんて、凍ったまま弁当につっこんでおけば、お昼には食べごろになるんだって。レンジでチンする必要ないんだって。しかも種類も豊富。ハンバーグだって唐揚だって何でも出来ちゃうらしい。すごい手抜き弁当。そんな弁当に較べればキャラ弁は愛情たっぷりじゃないですか。やっぱ料理は愛情。子供も立派に育つと思う。大人が食べるのはちょっと勇気がいるけど(笑)


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