・人間の旺盛な繁殖力について(人口は爆発だ)

 2007年6月27日、国連人口基金UNFPA)は「世界人口白書」を発表し、それによると世界の人口は7560万人増え、66億1590万人となりました。 上位3か国は、昨年同様、中国、インド、米国。日本は3年連続の10位だそうです*1。なかでも中国とインドは両方とも10億人以上だからな。なんつっても他の国とは桁が違う。それにアフリカの人口爆発もまだ控えているし、これからもどんどん行くよー!資源と食料と水の争奪戦争の幕が切って落とされるぜー!・・・・・○| ̄|_


 それにしてもすげぇ数だな。人多過ぎ。「東京ドーム20個ぶんくらい?」とか、そういうレベルじゃない。しかもすげー勢いで増えてる。あともうちょっとで、100億人突破も夢じゃない。どうしよう。記念パーティでも開くか。つーか、どうすんだ地球。地球はあと何人で定員オーバーになるんだ。どう考えてもこのままじゃヤバイだろー。
 とか自分がいくら叫んでみても、世界の人たちはそんなの全然気にしない。セックスしまくり。エイズで死のうが、飢餓で死のうが、戦争で死のうが、それを圧倒的に上回るスピードで、赤ちゃん生まれまくり。もうね、産婦人科が足りないとか、老後の蓄えが心配とか、そんなの全然気にしない。「コンドームって何?」ってなもんです。


 マクロ的にみれば日本の少子化問題なんてちっちゃいちっちゃい。問題ですらない。このまま少子化がすすんで日本人の人口が減りつづけるより、世界の人口が増えすぎる方が大問題だ。
 とはいえ日本も、明治から昭和にかけては、人口過剰が大問題になってたんだよなー。いまから考えると笑っちゃうけど。アメリカやブラジルへの移民も、増えすぎた人口への対応の一環だったんだよね。当時は、20世紀末に日本の人口が2億5千万になると予想されていたらしい。そんな事で大騒ぎしてたんだってさ。そんなの21世紀を生きる自分達には、ぜんぜん実感ないよねー(笑)。


その他の記事
 ・少子化問題についての政治的考察Part1(ワークライフバランス)
 ・少子化問題についての経済的考察Part2(最大多数の最大幸福)
 ・少子化問題についての社会的考察Part3(アファーマティブ・アクション)




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*1:ちなみに4位インドネシア、5位ブラジル、6位パキスタン、7位ロシア、8位バングラデシュ、9位ナイジェリアです。