・中国のダンボール肉まんは国家ぐるみのジョーク(ドッキリカメラ?)

 2007年7月11日に、中国のテレビなどで報道された「ダンボール入り肉まん*1」はヤラセ番組だったと、市政府系のインターネット・ニュースが7月18日に伝えました。テレビ局は「管理が行き届かず虚偽の報道をしたことで社会に良くない影響を与えた」と謝罪したそうです。
 まぁダンボールを食べ物に混ぜるという時点で、中国人は何でも食べるのかとすでにビックリだったわけですが、それをまた捏造だったと発表する中国政府がすごい。すごすぎる!!


 だって、ダンボール肉まんを販売していた悪質業者の摘発は、当初、北京市当局の肝入りだったわけ。「中国政府は北京オリンピックに向けてこんなにも違法飲食店の取り締まりを強化してますよ〜♪」って世界に向けたアピール。いまや中国製品の安全性の疑惑は、国際非難の的だかんね。
 もちろん、テレビ局のダンボール肉まん報道も、中国政府の検閲が入った上での報道です。だって中国に報道の自由なんてないからね。中国のテレビなんて政府の報道規制がかかりまくり。中国政府に都合のいい情報しか流していない。つまり中国政府は、この程度の報道なら別に問題にならず、むしろ信頼回復につながると思っていたわけです。


 それが世界中で大反響を呼んでしまったわけです。ダンボール入りの肉まんが。不正の取り締まりをアピールしたつもりが、中国製品の不安を煽る結果になってしまった。でもそりゃそーだろ。だってダンボールって食べ物じゃないし。しかも劇物添加してるし。なんでもありかよみたいな話になるわな。
 したら今度は180度態度をかえて「やっぱりあの報道は捏造でした〜♪」だってさ。テレビ局関係者の1人や2人は死刑になりかねない情勢ですよ。でも、そんなこといわれて「はいそうですか」って信じるわけねーだろ馬鹿。


 なんちゅーご都合主義!!中国人の思考回路は日本人には理解できん。こんなのまともな国家のする事とは思えない。しかもダンボール肉まんよりもっとやばい摘発事例が、中国国内にはあるっぽい。なんか氷山の一角っぽい。もっとずっと壮大な中国4000年の闇が、中国食品業界には隠されているっぽい(笑)。
 もうねー、中国のヘタな露店とかでなんか買って食ったら、運が悪いと死ぬな。普通の店もかなり怪しい。まぁ、ダンボール肉まんが真実だったにしろ、ヤラセだったにしろ、残念ながら中国を信用できないのは間違いない。ほんとね、中国政府の公式発表なんて、鵜呑みにしちゃダメ。NHKで報道していたとしてもだ。これで「日本向けの中国産品は安全」とか信じてるやつは間違いなくアホ。


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*1:段ボール紙を劇物の苛性ソーダ溶液に浸して変色させ、さらに煮込んで柔らかくした上で、段ボール紙と豚肉を6:4の割合で混ぜ合わせ、肉まんの中身にしていたというもの