・コンタドール優勝に新時代到来の予感、マイヨは動かず(ツール・ド・フランス2007第14ステージ)

 いやー、ツール・ド・フランスもそろそろ佳境のピレネーに入り、個人総合優勝の選手も絞られてまいりました。てか、ミカエル・ラスムッセン(デンマークラボバンク)つえぇ!去年に続いてアルプスで大逃げ決めちゃいました。しかも今年はアシストする気ゼロだよ。てか、マイヨ・ジョーヌ獲得する気マンマンじゃん。対抗馬は新人賞候補のアルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)。なにこの予想外な、お爺ちゃんと孫のセッションは(笑)。
 それにしても、ラスムッセン今年は本気だな。本気で個人総合優勝する気だな。あんなにお爺ちゃん顔なのに。ぜってー70歳にみえる(笑)。
 しかもやっぱラスムー山岳ステージでは圧倒的につえー。敵なし。むしろ余裕。しかもなにげに、苦手といわれた13ステージのタイムトライアルも無難にまとめてきてるし。いやむしろ好タイム。区間11位だって。
 てか、TTでラスムーに抜かれたバルベルデには、さすがにちょっとびっくりした。仮にも優勝候補がTTでクライマーのラスムーにボロ負けしたらダメだろ(笑)。バルベルデの夏は終ったな。


 ついでに優勝の最右翼といわれたヴィノクロフはもはや完全に終っとる。しかもなんか泣いてるし。13ステージのタイムトライアルで優勝したけど、もはや後の祭り。どう考えてもラスムッセンに追いつけるとは思えない。一応スポンサー様のために、これからはステージ優勝ねらいに切り替えた方がいいと思う。
 んで代わりに出てきたのが、今のところ個人総合2位で、マイヨ・ブランコンタドールですよ。14ステージでラスムーと競り合って優勝ですよ。しかもまだ24歳だって。若ッ!まぁパリ〜ニースでも調子よさそうだったしな。なかなかすごい新人が出てきてうれしい。ラスムー抜くのはむりかもしんないけど、是非とも頑張ってほしい。
 後、マイヨ・ジョーヌの可能性があるのはエヴァンスと、ライプハイマーと、クレーデンと、サストレくらいか・・・。つーかタイム差を考えると、このメンツが山岳でラスムーに差をつけられるとは思えないし、タイムトライアルでラスムーがヘマでもやらかさないと優勝は厳しいよなー。マジな話。あとはラスムーが、ドーピングで引っかかるとか、大落車でもしてくれないと(笑)。


 あと第9ステージでTモバイルのブルグハートが、いきなり飛び出してきたわんこに思いっきり激突して落車したのには笑った。しかもわんこ何事もなかったように走り去ってるし。ブルグハートの自転車は壊れてるし。わんこつえー!てか、自転車よえー(涙)。それにしても、いきなり道路に飛び出すとか、どんだけバカ犬なんだよ。田舎に住んでるからいいようなものの、都会ならとっくに車に轢かれてっぞ(笑)。
 さて、ツールも残すところ、山岳は15ステージと16ステージの2つ。個人タイムトライアルステージが19ステージの1つ。徐々にシャンゼリゼが近づいてまいりました。ビックサプライズはあるのか?乞うご期待(笑)。


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