・石屋製菓の「白い恋人」がピンチっていうかアウト(北海道民の矜持)

　2007年8月14日、北海道のお土産として知られるお菓子「白い恋人」の製造元である石屋製菓(札幌市西区)が、社内の自主検査で、6月にアイスクリームに大腸菌群、7月にはバウムクーヘンから黄色ブドウ球菌が見つかっていた事を発表しました。また売れ残った30周年キャンペーン限定商品の「白い恋人」を再包装する際に、賞味期限を1ヶ月改ざんして販売していたことも明らかにし、同社はこれらの商品の自主回収を始めたそうです。自主回収始めんのおせー。ついでにコンサドーレ札幌やべー(笑)。

　しっかし、北海道やっちゃったよ。またやっちゃったよ(笑)。雪印、ミートホープに続く北海道の食品不祥事シリーズ第三段、今回はなんと北海道を代表する銘菓「白い恋人」です。つーか、白い恋人の賞味期限改ざんはまだしも、アイスやバームクーヘンから大腸菌群や黄色ブドウ球菌が検出されちゃったのは、さすがにマズイだろー(笑)。だって体調によっては食中毒を誘発するらしいし。だから乳製品は殺菌処理をちゃんとしろと、雪印集団食中毒の頃から何度も・・・。
　しかもまたもや隠蔽ですよ。今まで自主検査で大腸菌群が何度も見つかっているのに、札幌市保健所に報告せずにこっそり廃棄処分してたらしい。なんなら、知らずに食べちゃった消費者とかも結構いるらしい。でも今回は、従業員からの匿名の情報を受けて、保健所が立ち入り検査を行ってバレちゃったんだって。
　あ〜ぁ、こりゃ今までは、バレずにやってこれたんだろうな。こんなの良くある事だったんだろう。それにしても毎度思うんだが、学習能力とか、危機管理能力とかないのか？バレなきゃＯＫとでもおもっとんのか？いったい雪印や不二家から何を学んだんだ？とはいえ、ずいぶんと高い代償でしたね(笑)。

　それにしてもタイミングわるぅー。この夏休みの、しかもお盆休み真っ只中のこの時期にやっちゃいましたか。今がまさに書入れ時だってのに、これは痛い。だって冬の北海道なんて地元民か、物好き以外はいかないからな〜。この時期の売上は重要でしょ。ヘタすると倒産しちゃうかもしれんね。
　しかもブランドイメージも台無しですよ。北海道みやげといえば「白い恋人」っていう、イメージだけで売ってた商品だからな。職場でのバラ撒き土産にはもってこいっていう。一枚あたり約50円で北海道を感じられたのは、ナイスコストパフォーマンスだったと思う。しかも1つ1つ包装されてて配りやすかったし。
　でも、もはや会社の人に配るとかどう考えても無理でしょ。もらった相手がどう思うかわからないし、なんなら嫌がらせと勘違いされそうだし。こりゃ終ったな。さようなら白い恋人(笑)。
　今後の北海道みやげの本命は、六花亭のマルセイバターサンドとか、ロイズのチョコポテチとかか。バラ撒き土産には、いまいち微妙だな。特に値段が。でもジンギスカンキャラメルじゃなきゃなんでもいいや。とりあえず、あれはないわ・・・。

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