・はっぴぃはろうぃんのどでかぼちゃ(とりっくぉぁとりぃと)

 というわけで、11月1日の今日は「万聖節」。またの名を「諸聖人の日(All Hallows)」。キリスト教の祝い日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日。この日の前の晩は「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼ばれ、これがなまって「ハロウィン(Halloween)」になったんだって。ちょっと訛り過ぎな気もするけど。
 ちなみに諸聖人に列席されるのはカナーリ大変らしい。いまどき殉教なんてそりゃなかなか出来ないしね(笑)。んで殉教する以外で聖人になるには奇跡が必要らしい。ミラクルが。しかもそのミラクルは、現代科学でどうしても解明できないもので、これは神様による以外にはないと思われるものしか認められないらしい。それでもバチカンには、聖人になりたいと膨大な申請書が届くらしい。んで日がな一日、バチカンでは大真面目にその奇跡を調べてるんだと。すげーな。そしてちょっぴり痛い(笑)。


 で、このハロウィーンですが、一部の人々が必死に盛り上げようと頑張ったかいもあって、ここ数年は日本でも急に浸透してきた印象がなくもないんですが、やっぱいまいち定着してない気はする。飾り付けて雰囲気を楽しむみたいな感じはあるんだけどね。コンビニとかにも結構、かぼちゃのお菓子がたくさん並ぶし。どう考えても盛り上がってるのはお店だけって気もするけど(笑)。
 実のところ何気に自分は、こういうイベントが嫌いではない。だってクリスマスも似たようなもんだし。やるかやらないかは本人の自由だし。「ノリつつシラけ、シラけつつノる」みたいな。もちろん積極的に関わる気も特にありませんが(笑)。
 とりあえず今はこんなだけど、幼稚園あたりでは子供達に対するハロウィン・パーティーの洗脳が順調に進められてるみたいだし、その子供達が大人になる頃には、もしかしたらちょっとはハロウィンも盛り上がってるのかもしれない(笑)。


 それから、ハロウィンって何をするの?って話ですが、要するにアメリカ人のコスプレ祭りらしい。彼の国では子供から大人まで狂ったようにコスプレしてる。でもアキバのホコ天は、毎週日曜日はコスプレイヤーだらけだし、東京ドームシティあたりではコスプレイベントも行われているらしいんで、はたから見れば似たようなもんだよな。ついでに痛さも似てる(笑)。
 でもアメリカなんかでは悪ふざけがすぎて、人の家に放火とか、人んちの庭にペンキ撒くとか、配るお菓子の中に針入れるとか、コスプレで親しげに近づいてレイプとか、そんなのが毎年ニュースになってる。1992年には、日本人学生が間違って撃たれた事件*1とかも起きてるし。とりあえず日本人が米国で、お祭り気分でトリックオアトリートなんてやろうもんなら、どてっ腹に銃弾ブチ込まれても文句は言えないらしい。ここんところは注意。


 ちなみにハロウィンに欠かせないかぼちゃですが、カボチャはウリ科の植物でキュウリやスイカやメロンの親戚らしい。ええー、自分の中ではカボチャやキュウリは野菜で、スイカやメロンは果物なんですけど。一緒にされても困るみたいな。
 てか、あのオレンジ色のカボチャって、生まれてから一度も食べた事ないんだけどうまいの?それとももしかして自分も、パンプキンパイやパンプキンプリンの中に勝手に入っていて、食べた事あるのかな?てか、かぼちゃの煮物うめぇ。やっぱ煮物食いてーな。もちろん冬至に(笑)。


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*1:日本人留学生射殺事件:1992年にアメリカ・ルイジアナ州バトンルージュで日本人留学生の服部剛丈さん(当時16歳)が射殺された事件。留学先の友人とハロウィンパーティーに出かけたが、訪問しようとした家と間違えて別の家を訪問してしまったため、家主のロドニー・ピアース氏(当時30歳)から侵入者と間違われ射殺される。