・大連立の模索と小沢代表の辞意(チャイナスクール)

 2007年10月30日と11月2日の2回にわたって、福田康夫首相と小沢一郎民主党代表の党首会談・・・・・というか密談が行われたらしい。なんせ密談なんで、どっちから持ちかけただの、どんな話が行われただの、いろいろな憶測が乱れ飛んでるわけですが、自分なんてこの親中派2人の密談とかいうだけでちょっと背筋が凍る。でもまあそれはいい。あんまりよくはないけど(笑)。
 それよりその密談で、自民党民主党の大連立が決まったらしいのですが、小沢氏は民主党の説得に失敗したらしい。そんで、その責任を取って、2007年11月4日にいきなり代表辞任しちゃったいましたー(笑)。なにそれ?逆切れ?「混乱させた責任を取って・・・」とかいわれてもね。けじめて・・・。どう考えても辞任のほうが無責任だろー。てか、どんだけ辞任ブームなんだよ。安部ちゃん辞任してからまだ2ヶ月足らずなのに、今度は小沢かよっ。最近は無責任に仕事を放り出すのが流行ってるのか?自分もちょっとだけ真似したいわ(笑)。


 しかし大連立とはね。ちょっとびっくり。だってそりゃ普通は反対するだろ。そんなん自分だって反対だよ。てか、福田首相が相変わらずニヤニヤしてるってことは、自民党は大連立に賛成なのかよー(笑)。まーねー、国会ではグダグダと「話し合いらしきモノ(笑)」を続けているみたいですが、なんせまだ法案が一本も成立していないかんね。11月10日で臨時国会は会期末を迎えちゃうのに、これはひどい。一応、12月上旬まで会期延長して、新テロ特措法案だけでも成立を目指すみたいだけど。
 こりゃもはや完全に機能不全ですわ。涙がでちゃうくらい。大連立はアレだけど、民主党は責任政党としてもうちょい国政に協力してほしよね。もうちょい政策面での摺り合わせがあってもいいんじゃねーの。ホントね、民主党は次の衆議院選で勝つことしか考えてないから、なんでもかんでも反対ですわ。経済的にも社会的にも日本の大きな転換期(少子高齢化)だってのに。これは日本の将来がちょっとヤバイ。
 とはいえ大連立はないわ。それじゃ国民の選択肢なさすぎ。ある意味、中国共産党じゃん。しかも、そんなんされても妥協・妥協の繰り返しで、政治がグダグダになるだけだろ。はぁ〜、政権交代可能な二大政党制の定着への道程はまだまだ遠いな・・・・・。


 でもま、日本の将来は置いておくと、今回の騒動はちょっと面白いな。なんで小沢氏は、こんなにあっさり代表を辞めたんだろ。やっぱ民主党に愛想が尽きたのかな(笑)。でも民主党が先の参院選で勝てたのは、かなりの部分小沢さんのお陰ってのもあるしなー。しかも小沢さんの力で民主党が何とかまとまってるってのもあるし。なんせ寄せ集めだしね、民主党は。このままだと空中分解しかねない勢いだ。民主党内は大混乱ですよ。民主幹部、大わらわ。小沢代表慰留へ必死です(笑)。やっぱ確信犯の出来レースか?
 それともこのまま政界再編に繋がったりするのかな?どうなんだろう。今後の展開がちょっと楽しみ。てか、小沢さんはまだしも、自分としては福田首相が今後の日本をどうしたいのか、その点がサッパリわからないんだよねー。そっちの方が断然気になる。


追記
 民主党小沢一郎代表は11月6日夜、辞意を撤回する意向を伝えたらしい。小沢氏は「恥をさらすようだが、皆さんの意向を受けて、ぜひもう一度頑張りたい」と慰留を受け入れる考えを表明したんだって。ズコッ!撤回すんの早ッ!たった2日で騒動に決着ついちゃったよ。なにこの人?やっぱ党をまとめるための確信犯だったのか。アホらし(笑)。


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