・インポートワイン、ボジョレ・ヌーボー解禁(ベストマリアージュ)

 2007年11月15日、午前0時に、フランスワインの新酒「ボージョレヌーヴォー」が解禁されました。11月の第3木曜日はボジョレーヌーボーの解禁日。
 ちなみに今年は「天候に恵まれ果実味豊かで軽やかな味わいに仕上がっている」んだそうです。果実味豊かで軽やかな味わいじゃないヌーボーって、一体どんなんだよとは思いますが。ま、これを別の言い方すると「酸っぱくて深みの無いワインに仕上がっている」ってことでしょう。実際、今年のフランスは天候不順で、ここ数年よりブドウの収穫量は少なかったらしいし。しかも、今年のボジョレ・ヌーボーはユーロ高の影響をモロに受けて、去年より1割から3割ほど値段設定が高めだし。でもまあね、それはそれですよ。ワインはおいしいし、身体にもいいから。
 それに一応、季節の風物詩だからねぇ・・・ま、フランス人が収穫を祝って飲むものであって、これって別に日本で収穫されたわけじゃないってところがね・・・そこんとこはどう考えても微妙だけど・・・まあ縁起物なんでよしとしよう。さすがに最近は、カウントダウンパーティーとかはあんまりやってないみたいだけど(笑)。


 ちなみに自分もボジョレー祭り好きよ。「こちらが当店で今年入荷したワインの一本目です」なんて紹介したあとに、ソムリエ気取りのワイン通が「今年のワインの出来は・・・」なんて、もったいぶって偉そうに批評してみたり、ドレス着たスノッブどもが「うーん、とってもフルーティ♪」なんてはちきれた笑顔で言うのがマジでカコイイ。
 あのカキ氷の苺シロップみたいな蛍光色の赤と、サラサラでみずっぽくてインチキ臭い風味とかマジで最高。現地価格がたったの300円なのに、日本ではなぜか3000円と超プレミア価格になるのもセレブっぽくてステキ。しかもワインごときをわざわざ飛行機で空輸するってところが萌え死にしそう。できれば超音速旅客機コンコルドのファーストクラスで熨斗つけて運んで欲しいな。コンコルドはもはや運航を停止しちゃってるわけだけれども(笑)。
 それからボージョレの解禁日は、恋人同士でフランス料理店行って、ちょっぴりぜいたくするってのもなんとなく心温まる風景。地方のひなびたスーパーで「ボージョレ・ヌーボー予約承ります」とか張り紙してあるのを見ると、ふと哀れを誘われちゃったりなんかして。1週間後にコンビニでボジョレーが半額以下で売れ残っているのを見るのも、いとをかし・・・。


 そんな悲喜こもごも、とってもオシャレで、そしてヘルシー、それがボジョレー(笑)。


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