・入国時のガイジンは指紋採取とマグショット(友達の友達はアルカイダ)

 2007年11月20日、「改正入管法(出入国管理及び難民認定法)」が施行されました。これにより、来日した16歳以上の外国人は指紋採取と顔写真などの個人情報の提出が必要となります。入国時に指紋採取を取り入れるのは、米国に続いて日本が2国目らしい。日本国内の27空港と126港湾すべてで適用され、採取したデータは、法務省保有する強制退去者情報(約80万件)などの「ブラックリスト」と即時に照会されるんだって。ちなみに政府要人とか、外交官とか、在日韓国・朝鮮人とか、在日米兵は対象外らしい。いやいや、在日韓国・朝鮮人や、在日米兵の犯罪率も問題な気が・・・(笑)。


 で、これによりどの程度、テロリストや、外国人犯罪者の入国を阻止できるのかっつー話なのですが、昨日さっそく入国が認められない5人の指紋が一致したらしい。えええええ!引っ掛かるの早ッ!効果発揮するの早ッ!いきなり成果出してるじゃん。これはすごい。てか、今までどんだけザルだったんだよ、入管はー(笑)。日本から強制退去させられた後、再入国の際にパスポート偽造をして摘発される外国人は、年間約7000人にのぼるらしいんだけど、この調子で行くと10倍ぐらいになりそうな勢いですよ・・・・・。
 でも博多港から入港した韓国人30人の指紋が「指紋の摩耗が原因」で読み取れず、従来のパスポート審査での入国を認めたってニュースはちょっとウケた。薬品で指紋を溶かしたりすると、どうやらこのシステムには引っ掛からないらしい。てか韓国人スリ集団は、仕事はええええ!もう明日ぐらいには犯罪ネットワークに回覧されて、指紋のない韓国人が急増しそうだな、オイ(笑)。
 ま、このシステムを日弁連とかは反対しているらしいけどね。外国人を犯罪者扱いしてるって。日本人は指紋を取らないのに、外国人だけ取るのはおかしいって。お得意の人権てことで。まーね、指紋取られて正直いい気持ちはしないと思う。真面目な外人にはホント申し訳ない。でも日本で好き勝手やって、海外にとんずらする外人もいっぱいいるからな・・・。やっぱパスポートだけじゃ厳しいよ。これは支持せざるを得ない。犯罪が減るなら、日本人全員の指紋の提供も仕方ないかなーとも思う。


 でもこれって、米同時多発テロ以降、米国が音頭をとって、日本に導入させたシステムらしいんだけど、米国としては最終的にCAPPS2(乗客事前識別コンピュータシステム)という、世界中で犯罪者を照会できるデータベースの構築を目指しているらしい。まさに世界中に広がるネットワーク!世界が近づいている感じがするねー(笑)。
 いやいやいやいや、笑い事じゃないって。まじヤバイって。これって犯罪暦はもとより、氏名、住所、性別、生年月日といった基本情報の他に、指紋・顔・体型といったバイオメトリクス情報、運転免許証などの公的機関の情報の他に、学歴、個人の銀行口座内容、クレジットカード履歴、航空便履歴まであらゆる個人情報を網羅した、いわゆる、その人物が“どのような人間であるか”を把握できちゃうシステムらしい。
 こえええええええ!なんという管理社会。未来世紀ブラジルみたい(笑)。そりゃね、確かに便利で、安全で、効率的な社会になるのは認めるけど、その対価として支払うプライバシーがねー。個人情報丸見えってのがちょっと・・・。えーっと、自分の銀行口座の残高とか、できれば見ないでくれるかな・・・あと自分が何買ったとか、勘弁してくんねーかな・・・恥ずかしいじゃん(笑)。しかもこの情報がどこの国や機関でつかわれ、誰に参照されるかさっぱりわからないところが、すんごい不安なんですけど。ついでに日本でやるとWinnyで流出しそうなところとか、もうね・・・(笑)。


 そう考えるとやっぱ、2001年9月に起きた米同時多発テロの影響は、あまりにも深く大きい。ウサマ・ビン・ラディン・・・お前というやつは・・・ほんとにもぉ〜っ!ウサマかオサマかハッキリしろっ!


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 ・アフガン侵攻とテロ特措法について(アメリカ同時多発テロ事件)
 ・日本史上最大の漏えい事件(覆水盆に帰らず)




未来世紀ブラジル
出演: ジョナサン・プライス, ロバート・デ・ニーロ 監督: テリー・ギリアム

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