・世界一おいしい都市、それは東京(ミシュランガイド東京2008)

 いやー、ついに本日、発売されちゃいましたねー、話題沸騰のミシュランガイド東京2008。世界でも最高の栄誉の1つと謳われるミシュランの三ツ星評価を、今回獲得できた店には心から敬意を表したい。なんせ今のところ三ツ星を獲得したお店は、世界中でたったの56軒しかないらしいからね。そんな中、東京には8軒も三ツ星レストランが存在するんですからね、これって凄いと思いませんか?ホントね、心からおめでとうございます。
 てか、これって一ツ星もらえるだけでも、結構すごいことなんだけどね。1つでも十分立派な料理店の証です。しかも191個も星ついちゃって。本家のパリでさえ97個なのに。これは間違いなく快挙ですよ、快挙。素直に誇っていいことだと思う。ここは遠慮せずに喜んどこ。てか、やっべ、東京レベルたけええええ。単に店が多いだけかも知れんけど(笑)。にしても大盤振る舞いだな、ミシュランは。このミシュランの公平性には、やはり敬意を表したい。
 ま、今回は東京23区のみを対象にしてたみたいだけど、これ全国に広げたら三ツ星レストラン結構あるだろー、日本料理なんてどう考えても京都のほうがレベル高いし。素材だけなら北海道のほうがうまいし。でもこれだけ星がつくと、高い金払わせてオシャレな高級レストランを装ってたにも関わらず、星が1つもつかなかった某レストランの方々にとっては大打撃だな。ホントね、心からご愁傷様です(笑)。


 中にはフランス人の味覚を疑う人も多かったらしいけど、それなりに正当で妥当な評価だったみたいです。評価がフランス料理と日本料理に偏ってるのは否めないけど。でも味覚なんて個人差が結構あるし、激しく主観的なものだとおもうので、気に入った店があればそこを贔屓にしてればいいんじゃないでしょうか。一般人がそんなにありがたがる必要はない。それに値段がなかなかねぇ・・・だって普通に3万円ぐらいするし・・・やっぱ貧乏人にはつらいぜ(笑)。
 それはともかく、東京の、というか日本のグルメランクの高さを、世界の人々にわかりやすい形で提示した事が、やはり今回は一番意味のあることだと思う。すごいインパクトを、世界中に与えたみたいだからね。ぶっちゃけ世界中の料理人が衝撃を受けているといっても過言ではない。ものすごい波紋を呼んでる。フランス人も「東京の料理のクオリティの高さには非常に驚かされた」と言ってる。
 つか、あのフランス人がこんなにたくさん星の大盤振る舞いをするとは、アメリカ人も、イギリス人も、夢にも思ってなかったみたい。アメリカでミシュランが発売された時は、アメリカ人は自分の国のレストランの星の少なさに激怒してたかんねー。これだからフランス人は・・・みたいなかんじで(笑)。
 日本の食文化って素晴らしいね。やっぱ日本のご飯は超うめぇからなー。これで和食のステータスも、ちょっとは上がったんじゃないかな。ついでにフランス人にとっての日本は、晴れてアニメとコスプレと料理の国になりましたー(笑)。


 職場でもね、この話題でもちきりですよ。いい年こいた紳士と淑女が、自分はどこどこに行った事があるとか、どこどこで接待したとか・・・。その後、決まってお国自慢が始まります。東京は飯がまずいだの、地方にはもっと美味しい店があるだの・・・。
 わかったちゅーの。うるさいっちゅーの。お前らの味覚なんてこれっぽっちも信用できねっちゅーの。アホか。この人たちに言わせると、東京は日本の他の土地と較べて、べつにメシがうまいわけではないらしい。地方にはもっとずっーと美味しい店があるらしい。てかもういいよ、東京は日本の中で一番メシが不味い都市でも別に・・・。そのくせミシュラン詣でとかする気満々なところが泣ける・・・。


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ミシュランガイド東京 2008 (2008) (単行本)
あのミシュランガイドが、ヨーロッパ、アメリカに続いて、アジアへの上陸を発表。日本の東京が22番目にミシュランの仲間入りを果たしました。

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