・韓国の南大門が大炎上(グランドゼロ)

 2008年2月10日午後8時40分頃、韓国の国宝第1号として日本人観光客にもなじみの深い南大門(正式名・崇礼門)で、放火とみられる火災が発生しました。ソウルのど真ん中で起きたこの火災は、11日の深夜まで約5時間燃えつづけ、石造りの土台の上に建つ楼閣はほぼ全焼、これにより韓国を代表する貴重な文化財の一つが焼失してしまったことになります。
 崇礼門は、およそ600年前の1398年に創建された、ソウルで最も古い木造の建物で、旅行会社のパンフレットなどにも使用されている、かなりの観光名所だったらしい。自分は見たことないけど(笑)。でも、これはやっぱり気の毒だよね。国宝の消失とはやはり同情せざるをえない。ここまで見事に灰になっちまうと、さすがに可哀相。あ〜あ、これで自称文化大国の残り少ない文化財が、またもや灰燼に帰してしまった・・・・・。ま、すでに朝鮮戦争で1回黒こげになってるらしいんでね。もう一回今度は、立派な鉄筋コンクリート製のやつを作ればいいんじゃないでしょうか。今度は燃えないやつを。


 にしても、やっぱ本物の火事は迫力が違うね。すげー圧巻ていうかね。本物ならではっつーの?びっくりするぐらいキレイに炎上してた。ライトアップされた中、燃え上がる炎が夜に映えてとってもキレイ。火の粉を巻き上げ、天まで焦がす勢いで燃えてた。消防車の放水もある意味、演出なんじゃないのかなって。これはもう茶の間に届けられた、ハリウッドの超豪華特撮セットも真っ青の一大スペクタクルだなって。ちょっとした歴史の一幕を見てしまった。できれば是非とも生でみたかったなあ。そんでね、できれば写メで激写につぐ激写をしたかった(笑)。
 ・・・・・いやいや、ちがうちがう。そうじゃない、そうじゃない。アレを見てて自分の中の正義の心も燃えましてね。なんならバケツリレーとか全然参加したかったし、取り残された人がいれば「今すぐ行くから、そこで待っろ・・」といいつつ、火の中飛び込むぐらいの勢いでしたよ。なんたって歴史的建造物は、人類共通の遺産だしね。これはもったいない。とっても悲惨だしすごく切ない。ちょっと胸が痛んだ。「えぇー、これはさすがに燃えすぎだろー?」っておもった。てかあの瓦礫の山の横を、何事もなかったように通勤する、韓国のサラリーマンに胸が痛んだ(笑)。


 でもどう考えてももアレは燃えすぎ。あんなに簡単に燃えるもんなの?消防士いてもいなくても同じだったって言う。だってアレだけ燃えれば鎮火しただろうし、燃えるところは全部燃えた感じだし。つうか消防レベル低すぎ。見てる限り、高さを除いては周囲に障害物がなくて消しやすそうな現場なのになぁ・・・密集した住宅街というわけでもないし。あんなに水ばっかまいたら水圧で建物が崩れちゃうとおもうんだよね。なんで化学系の消火薬剤を使わないのかな?ていうか霧状放水でもいいけど。しかも消防が消火活動のために一部壊させてくれって、文化庁かなんかに頼んだのに、決定がでるまで馬鹿みたいに時間がかかったり、消防自体も燃えてる建物の屋根ぶっこわして酸素送ったりと、しっちゃかめっちゃかだったらしい。んで、今は文化庁と消防で責任の擦り付け合いしてるらしい。
 つーかニュースみててもね、なんか消防士やる気なさすぎだった。最後の方とか、消防士の方々も「こりゃダメだ。お手上げだねぇ・・・・」みたいな雰囲気が前面に出てた(笑)。野次馬もなんかほのぼのしちゃってね。ホント和やかな雰囲気で困る。それにしても韓国人はかなりの放火好きだよね。これは間違いない。腹立ちまぎれにすぐ放火するし、彼女に振られてすぐ放火するし、就職が決まらないとすぐ放火するし、貧乏だとすぐ放火する。つまりは放火多すぎ。とりあえず今回は、人的被害がなかったのが不幸中の幸いかな。まぁとりあえず文化財はもっと大切にしろってこった。


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