・中川翔子の不適切発言(行方不明者サルベージ)

 2007年2月24日、「しょこたん」こと、新・ブログの女王にして、女優、歌、司会、グラビア、漫画、声優、イラストレーターと、あらゆる分野でご活躍の多才なマルチタレント中川翔子さんが、TBS系の生放送テレビ番組「サンデー・ジャポン」でイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故に対するコメントを求められ、「絶対に避けられるべきだった事故ですよね。本当に、二人とも絶対に避けられた・・・死ななくてすんだはずなの・・・グスン」と発言したらしい。グスンとはいってないけど(笑)。
 つまり、まだ生存の可能性のある人間のことを、テレビで死人扱いしたということが問題らしい。まーね、事故から1週間近くが経っているわけだが、確かに生存の可能性はゼロではないわな。もしかして奇跡的に海賊船に拾われている可能性もあるし、無人島に流れ着いて元気に生きてる可能性も否定は出来ない・・・・・てか、それはないな、うんうん、それはない。とはいえ、死んだと確定はできないのも確か。


 というわけで、またまた不適切発言きたーッ!・・・・・つーか、これって自分のことじゃん。やっべ・・・・・自分も先週のブログで「漁船にのっていた2人については、助かる見込みはかなり薄い状況」なんて、軽々しく発言しちゃったよ。やべーやべー。自分も謝っておこう。行方不明の方に対して失礼な発言をしてしまいました。申し訳ない。すいません。でも、近年まれに見る、お金を湯水の如く使った大捜索を行っているにも関わらず、見つからないということは・・・・・捜査も打ち切りらしいし・・・・・。
 それにしても、いやもう、なんか最近こんなのばっかだなー。このあいだの倖田來未さんの発言もそうだけど。おもわずうっかり発言ていうね。でも今回は番組内ですぐさま謝罪しているし、倖田さんの発言より不快に思った人数が少ないので、どうやらそんなに大事になってはいないらしい。もちろん人数の問題というわけでもないでしょうけど。とはいえ、生存の可能性を信じている人々から「あの発言には、心底傷つきましたっ!」っていわれちゃたら、もう「どうもすみませんでした」としか言いようがないよなぁ。
 なんつーか、その、この場合はやっぱりですね、亡くなられた方の遺族に配慮しつつ、すべての視聴者のに対して角が立たない、いわば言っても言わなくてもどうでもいい、誰が聞いてもなんとも思わない、すんごい当たり障りのない無難な発言をですね、したほうがいいのかなーなんて、そう思うわけです、ハイ。たぶんそれが、あの場面で彼女に求められていたことなのかなーって。なにもあんなに無理くり情感たっぷりに、むずかしいことしゃべろうとしなくても良いのではないかと。


 とりあえずブログでも重要なのは、八方美人ということだね。誰に対しても愛想よく。でも思ったことそのまま書けないのも、それはそれでえらいストレスだな・・・・・。配慮のさじ加減というのは、本当に難しい。それに自分も人に不愉快な思いをさせることはたいへん不本意とは思いますが、どちらかというと自分は言論の自由や、表現の自由を愛してやまない、つまりそれはとっても価値のある崇高な権利と考えている人間なので、基本的には言いたいことは言っていいと思っているし、つまりは揚げ足取りや、言葉狩りには反対なんだな、これが。
 だから今頃はこの件で、しょこたんさんはきっとかなりへこんでいるに違いなわけだが、それに負けずにブログの更新などがんばって欲しい。欲しいとは思うのですが、なんだかんだで世間を敵に回すとコワイかんねー。そんなときは回りがみんな敵に見えて、ブログの更新とかむりだよね(苦笑)。しょこたんファンじゃないので結構どーでもいいですけど、「うっかり」ということにどうしても共感を覚え、同情せずにいられない、そんな今日この頃(笑)。


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中川翔子 ときめき☆しょこたん
出演:中川翔子

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