・桜についての哲学的考察(花の都大東京)

 春がやってきました。本格的な春の到来です。そんな怒涛の4月の幕開けです。今年もまたまた自分の春です。なんつってウソです。でもなんかもう入学シーズンだったりもしてねー、ママン達の衣装対決が白熱しちゃったりもしているわけですが、あれはまあ、何度見てもオトコの自分からしてみると意味がわからない。なんであんなにギラギラしちゃってんの?いったいナニと戦ってんの?ってな気分にさせられるわけですが、東京は桜が満開です。というわけで桜の季節を満喫してます。花見のシーズンが到来しました!
 今年はなんか全国のトップを切って桜が東京で開花する一方、西日本の地域では開花が遅れるなど、東日本と西日本の逆転現象が起きているらしい。桜前線異常ありということらしい。ついに「桜前線」も列島を南から北上するのではなく、東京から発信されるようになったのかー。さすがは流行の発信基地にして、温暖化現象の最先端、東京!東京が海に沈む日も近いっ!なんつってウキウキしちゃっています♪(意味不明)


 近所の桜もねー、ほんと、タイミング間違っちゃって、ちょっとフライング気味に「じゃあ今年も思いっきり咲いちゃうぞー」みたいなムードで、思う存分咲いていました。一気に。なんかこっちが照れくさくなるほどの狂い咲き。桜の花びら一つ一つが、自分に笑いかけてくれてるっていうの?今年も自分のために咲いてくれたんだなぁって。桜さん、ありがとう!今年も君の色鮮やかな姿には、大いに感動されっぱなしですよー!桜はキレイだなー。いやはや。やっぱ桜って本当に美しいよね?あの儚さってありなの?散り急ぐ潔さってこのことだよね?えらいぞ桜!なんてきれいな花なんだ!・・・・・まあ、奥ゆかしさが、いまいち足りないけどね。その点はちょっと、改善して欲しい点ではある。正直なところ(笑)。
 もうねー、晴れた日は公園へダッシュして、少し肌寒くも、まぶしい陽射しの中、満開の桜を見上げて、春風に吹かれながら、のんびりとちいさな宴会でもしたい。お弁当つくってレジャーシート持って、ゆっくりとおにぎり食べたり、お菓子を食べたりしたい。まあ、自分はどっちかっていうと、ゴロゴロしたり、ぐうぐう寝こけているわけですが(苦笑)。あと関係ないけど、大学生さんたちの飲み会は、やっぱり凄まじいなあと思った(笑)。


 でも自分はやっぱり、桜を見ると新しい気持ちで何かを始めようという気になるのだ。日本人なもんで。桜を見て、人がただ生まれて、自分の居場所を探して、一所懸命に生きて、そしてその思いを残して死んでゆくっていう、そのことを考えたりもする。あるいは感じてみたりもする。哲学的な気分になったりもするのだ。桜を見て、いつか死ぬのだなぁと。残りの人生であと何回、桜が見れるのかわからないけど。っていうか、別にそんなに数えるほどしかないってわけでもないけど。
 まま、桜を見ると、みんなそれぞれいろいろ考えたり、感じたりするんだろうなー。自分がよく行ってた定食屋がつぶれて、代わりに大きなビルが建ったり、自分の入園した幼稚園が消えて、変わりにマンションになったり、街角の小さな駄菓子屋が、痛々しいほど寂れていたり、街は日々変わっていってるんだなって考えさせられたりもする。それに、どきどきしながら小学生になったことや、初めて逆上がりができことや、大好きな女の子と一緒のクラスになれたことや、初デート待ち合わせの駅前のスーパーだったり、友達と手を振って別れた卒業式の後の夕暮れの公園も、みんな桜とともになんとなく思い出される。それだけでもすごい花だと思う。やっぱ桜すげー。




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