・世界中で盛り上る聖火リレー(カムチャッカの若者が・・)

 北京五輪聖火リレーが大変なことになってますね。チベットの人権問題で。パリやロンドンでは、大荒れですよ。すんごい厳戒態勢の中で聖火リレーをスタートさせて、それでも妨害活動がやまなくて、フランスでは聖火が消されるという異例の事態も発生したらしい。これは前代未聞の出来事なんだって。平和の祭典が尋常ならざることになってる。ありえない(笑)。
 つうか、イギリス人すげー。聖火を奪おうとしたり、消火器でトーチの火を消そうとしたり、もう、なにがなにやら・・・・・。しかも何がすごいって、英国のメディアが「妨害は民主主義の勝利」とかいって、好意的に書いてるところがすげー。日本ではこんな論調むりだな(笑)。
 フランス人もっとすげえ。なんせ聖火リレーの警備に約3,000人も投入して、どこに聖火ランナーがいるのか分からなかったからね。あれにはちょっと笑った。厳重警備にも程があるだろ。すんごい警備っつーか、もはや護衛だな。これほどの護衛は、そうそうお目にかかれないレベル。なんか、すごく物騒だなおいー(笑)。


 でも、ちょっと笑った。まあ、他人事なんでね。にしても、ヨーロッパの人権派はすげーな。過激で。聖火を奪い取ろうとしたり、ランナーの行く手を実力で阻むなどの行為は、デモというにはさすがにやりすぎだと思いますが、しかしこれはどう考えても、中国政府が悪いからなー。チベットでのデモに対する弾圧は、こんなもんじゃないからなー。やつらは容赦がないからな。人が死んでるし。
 というわけで、自分もちょっぴり、このデモに関しては好意的なのだ。北京五輪のボイコットには反対だけど、中国の人権弾圧を世界中に知らせるということでは、とっても意味がある聖火リレーだなって。スポーツを政治と切り離せってのも、それはそれでもっともな意見だとはおもいますが、オリンピックほどの大きな大会だと、それはなかなか出来ない相談だしね。


 翻って日本だけど、日本では4月26日に長野市聖火リレーが予定されているらしいんだけど、どうするんだろう?どうなるんだろう?チベットの弾圧おっけ!っていうメッセージを、世界に送るわけにはいかんしなー。チベットの旗ふって、ブーイングするぐらいはすべきだと思う。
 まあ福田首相はあいかわらず、この問題については、なんもしないし言わないわけですが(苦笑)。ついでに日本の政治家もほとんど当り障りのないこといって、お茶を濁すのが精いっぱい。マスコミは常駐記者の中国追放を恐れて、中国に不利な報道は出来ないし、日本の仏教界まで、中国仏教界とのつながりから、中共の妨害を恐れて、何も言えないんだって。
 ついでに日本の人権派ときたら、世界のほかの地域に住む人には興味のない、単なる反日の人権団体なんだもんなー。しかもそういう団体の上層部には、中国人や韓国・朝鮮人の幹部がたくさんいて、中国や北朝鮮の人権弾圧には、何にも言わないという。それが「平和」とか、うさんくさいっつーの(笑)。


 つーか、中国様の逆ギレぶりがハンパない。面子をつぶされたとか言って。なんか中国人のメンタリティって、自分にはサッパリわからないんだけど、中華思想ってすごいのね。周辺民族に対する優越感と、優れた文化で他民族を征服し同化できると、今でも考えているらしい。そしてそこからの離脱には、自尊心が傷つけられ、反発が起こるらしい。海外にいる中国人ですら、どうやらそう思っているらしい。これにはびっくり。
 ていうか、あの中国の情報規制はホント、そろそろやめたほうがいいんじゃないかな?びっくりするほど世界からズレてる。相変わらず中共は「一部のチベット独立分子が全世界人民の面前で演じた茶番劇だ」って叫んでるからね。んなこたーないっての。でもまあ、中国に住んでる人たちは、このまま何も知らされずに、乗り切っちゃうんだろうなー。それもある意味すげー。そんなこんなで北京五輪、盛り上がってまいりました(笑)。


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