・村上隆のフィギュアが16億円で落札(モノグラム・マルチカラー)

FTGFOP2008-05-16


 2008年5月14日、アニメ・フィギュアなどのポップアートで知られる村上隆氏が1998年に作成した作品「マイ・ロンサム・カウボーイ」が、サザビーズがニューヨークで開いたオークションで、なんと1516万ドル(約16億円)で落札されたらしい。
 でもこの作品には村上作品の作家性が前面にでているというか、村上氏の主張がわかりやすく表現されていて、自分には不思議と感じるものがありました。たいへん優れたセンスだと思います。というか、村上作品こそ世界に誇る日本の芸術の粋だと、素直にそうおもいます。この作品には、他の国には無い、日本独自の魅力を感じます。それに不思議なエロチシズムがあって、表現の切り取り方がたいへん面白くて、とても新鮮な刺激を受けました。性に関する人間の興味は、何時いかなる時代でも、きっと普遍的なものなのでしょう。これはもう、日本の文化でもあり、日本の現代史、または大衆文化を知る上で、非常に重要な資料でもあると思います。


 なんつって適当書いてみました(笑)。書いたことはマルッと嘘です。すいません、現代美術を理解できない凡人で。つーかぶっちゃけ見た瞬間、フツーに引いたからね。「これまた、微妙なものを・・・」って。「どう考えても、やりすぎだろー」って。だって自分は、ほかの村上作品ならたぶんまだ評価してるほうだと思うんだけど、こればっかりはどーしてもわからん。すいません。ギブアップです(笑)。
 でもこれが16億円ですよ?こんなもん、村上隆が作ったってネームバリューがなければ、タダであげるって言われても、自分はもらわない自信がある。だって等身大フィギュアが、目をキラッキラさせて、すごい爽やかな笑顔で精液をほとばしらせているんだよ?こんなのさっぱり意味がわからん。魅力もまったく感じられん。つうか普通に気持ちが悪いから。勘弁してくださいよ、ホントに。これが日本を代表する美術だって言われてもね(苦笑)。


 しかしそんなことはどうでもいい。ここで重要なのは16億の価値があるかどうかではなくて、16億で売れたというこの事実。それこそが素晴らしい。もうこれだけで、自分なんて尊敬に値するね。美術は株なんかと同じ、マネーゲームの側面があるから。なんか16億円とかいわれると「ほーそんなもんかね」とか、すぐに感心してしまうの、自分(笑)。
 いやでも、実際ありだと思うけどねー、自分なんて。喜多川歌麿とかの浮世絵春画が立派な美術だってーことなら、これもきっとアリでしょ?それに日本の芸術が認められるって、素直にうれしいことでしょ?村上隆氏は、米誌タイム「最も影響力ある100人」に選出されちゃうぐらいだかんね。少なくとも現代の日本美術の第一人者といって、間違いないんだと思う。日本文化の底上げという意味で、彼の功績は偉大だとおもう。なんつって適当書いてみました(笑)。


その他の記事
 ・史上初の黒人演歌歌手デビュー(ジェロってなんジェロ)
 ・芥川賞と直木賞のミスコン率(美人薄命)
 ・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」考(イコノロギア)




よつのは 猫宮のの ねこみみスク水オーバーニーソVer. (1/6スケールPVC塗装済み完成品)
PCゲーム「よつのは」その作品中でも絶大にして根強い人気を誇るメインヒロイン 「猫宮のの」を劇中でも印象的なネコミミスク水姿で商品化!

壽屋 (2008/8/25)

Amazon.co.jpで詳細を見る