・水着レーザーレーサーの驚くべき性能(チョー気持ちE)

 2008年2月に、英国・スピード社が最新の機能を満載した新水着「レーザー・レーサー(66,000円)」を発表して以来、それを着用した選手が軒並み好記録を連発するという事態が発生しているらしい。世界記録は、片っ端からレーザーレーサーを着用した選手によるものらしい。ウェアでここまで記録が変わってしまうのは、長野オリンピックスラップスケート以来の革命的な出来事。レーザーレーサーすげえ。
 そんで日本選手が早速ためしてみたところ、はいてビックリ着てビックリ。スタートから25メートルで約0.5秒もの違いが出たらしい。単純計算で、約1メートルもの差が生じるらしい。たった25メートルで1メートル差って、さすがに大袈裟だろって思わないでもないけど、でも少なくとも解り易い違いがあるということなのだろう。


 ところが、日本水泳連盟が日本代表公認ウェアとして公認しているメーカーが、ミズノ、アシックス、デサントの3社のため、今のところ日本の選手は五輪でレーザーレーサーを使用できないらしい。これはスポンサー料の絡みなんかもあって、けっこうドロドロした問題みたいなのですが、ここにきて日本水連もさすがにヤバイということで、けっこうドタバタしてる。3社に対して、5月中に試作品作れっとかいって。でも、どう考えても無理でしょ。日本水連は本気でいってるのかな?いまから新素材なんか試しても、徹夜で頑張ったって無理だっつーの。
 てか、どうでもいいけど、このニュースのおかげで英国のスピード社の宣伝効果すげーな。それにひきかえミズノ、アシックス、デサントの損害は甚大でしょ?っていうか、国内各メーカーの言い訳がすんごい必死で、なんつーかちょっとかわいそうで泣けてくる。なんかこれだけダメダメいわれると、会社傾きそうな勢いだな、おい(苦笑)。
 まね、たしかにオリンピックでメダルとか取ると、広告効果が絶大なんでね。それに今までさんざん、国内3社はスポンサー料を日本水連に払ってきたわけだしね。うんうん、3社のその気持ちもよくわかるんだけどさ。でもま、これはもう単純に、日本企業が単に開発競争に負けたということだ。ここはキッパリ諦めて、これ以上被害が広がる前に白旗を揚げるのが正しい。だって、これで日本の競泳陣がメダルゼロなんて話になってみ?そらーもう水着のせいにされまくりで、マスコミからボコボコに叩かれてヤバイて。マジヤバイて。会社傾くて。


 っていうか、レーザーレーサーってヨーロッパの工場で1日70着限定の商品らしいんでね。6月10日に日本水連はスピード社の水着を使用するか常務理事会で決めるらしいんだけど、オリンピックに間に合うのかなホントに?各企業の選手の個人データの提供とか、これまた色々ややこしいだろうに。それににしても、ミズノはやっちゃったよなー、ホントに。これは完璧に、経営判断を間違えた。
 ミズノは昨年5月まで、スピード社とライセンス契約してたらしいんだけど、「これから自社ブランド確立だっ!」っとかいって提携解消しちゃったらしいんだよね。でねミズノはといえば、シドニー五輪アテネ五輪のサメ肌加工に味を占めて、「よーし、今度はカジキだっ!」とかいって、カジキをヒントに開発したカジキマグロ水着作ったんだって。んで「これはいけるっ!」って思ったらしい。何を勘違いしたのか、思っちゃったらしいんだ、これがまた。んで、見事にコケたという。でも、いくらなんでもカジキマグロて・・・・・アイタタタ・・・・・(苦笑)。


追記
 日本水泳連盟は2008年6月10日、北京五輪の日本代表が着用する水着について、どのメーカーの製品でも選手が自由に選択できることに決めたと発表しました。とりあえずは良かった。まあ、違約金とかで後々もめそうだけど(苦笑)。


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