・雨がやんで月がおぼろに見える夜(晴耕雨読)

 突然ですが、梅雨の季節が大嫌いです。もう申し訳ないくらい。そらーね、大地や田畑を潤し、水不足解消になったりして、雨がとっても重要だってことは、自分もちゃんと理解してるの。でも今日のはそんな話じゃないから。そんな話はどーでもいい。もっと気持ち的な問題。
 だって雨が降ったり止んだりはっきりしないのもムカつくし、ジメジメしてもわっとまとわりつくような不快な空気にも正直イラッとする。自分は雨が降ると、果てしなく元気がなくなって、テンション下がってしまうのだ。朝、雨が降ってたりすると、目覚ましが鳴っても「さて、今日も新しい一日の始まりだ!」なんて気分には、残念ながらこれっぽっちもならない。むしろ何もかもしかたないと、絶望して天を仰ぐような、そんな諦めに似た気持ちになる。
 でね、「雨か・・・どうしようかな?」なんつって、しばらく会社に行くかどうか迷うわけです。もちろん会社に行くの一択なんですけどね(苦笑)。だってこんな雨の日には外出しないで、一日中家の中でゴロゴロしてたいじゃないっすか。こういう日には、白人の保安官にインデアンが皆殺しにされる昔のアメリカ映画を見たい気分になる。そんぐらいココロがささくれ立ってる。
 でも低気圧のせいでこころも体も重苦しいのだけれど、何とかかんとか仕事に出かけるわけですよ。我ながらこのサラリーマン根性にはホレボレすんね。へへっ!まぁまぁ、それ程でもあるよ。誰か褒めてくれ。なんつって誰も褒めてくれないけど(笑)。


 でも雨の日に出社するとか、気分的にツライっすよー。すごく複雑な気分。だって昨日も「えーっと、自分は雨の日ってやつが大嫌いなんすよねー。どうっすか、ねえ?」「ほーんとうっとーしい。だってなんか、世界が殺伐とした雰囲気になるし」「空もどんよりどよどよしてるし、なんとなく気分が沈没する・・」なんつって、雨というのがいかに人のココロに悪影響を及ぼすかについて、様々な角度から議論というか、雑談してたわけです。そしたらかわいらしい女子が、とってもかわいらしく「雨って大好きー♪雨音ってなんかすごくロマンチックじゃないですか?」だってさ。したらもう、お姉さん連中が「誰も雨音がメルヘンだとかそんな話はしてないっつーの」なんつって、ふつうにむっとしてました(笑)。
 ま、こういう場合、自分は根が小心者なので、どちらが優勢か情勢をみつつも、大抵は「そうなんだー。なんか可愛らしいねー♪」なんつって、かわいい女子のフォローをしてしまうわけですが、雨の日に優しい気分になるとか無理だから。むしろココロがピーカブースタイルでファイティングポーズきめてっから。「あー?なにその乙女チックなセンチメンタリズムとロマンチシズムは?ありえない。雨が好きなのなんてあなたととカッパとでんでん虫ぐらいのものですよ?プンスカ!」とか言いつつも、「このおばはん連中は、洗濯物が乾かないだとか、満員電車でオヤジに殺意が湧くとか、もっとずっと所帯じみた、しょっぱい話をしてるんだっつーの」って言ってしまいました。マジで。でも言った後に両方からにらまれて、ちょっと死ぬかと思った(笑)。


 あー、どっからどう考えてもヤバい感じ。どんだけヤサグレているんだ、今の自分(苦笑)。しかもテンションが下がると、ブログにこういう、どうでもいいネタが増えるという。もっと感情に左右されない、たんたんとした日々を過ごしたいと思っているのだけどね。きっと生理前ってこんな気分に違いないと思うの。自分は男だから、あくまで想像だけど(笑)。
 なんかいいことないかなぁ?出かけたら雨に降られて、しばらく雨宿りしてると、そこに雨に濡れてびしょびしょになったナイスバディの女性が現れて、タイトな白いワイシャツやスカートからはあれやこれやがくっきり見えて・・・・・なーんてことがあったら、きっと雨のことだってちょっとは好きなれるのに・・・・・そんなことも一切無く、自分のココロの中も雨降りまくりですよ。ちぇ(苦笑)。
 まね、こんなこと書いてみましたが、あーなんかいろいろがんばろう、って思ってみたりもする。いろいろと前向きにね。とりあえず、いましめ(意味フ)。


その他の記事
 ・村上隆のフィギュアが16億円で落札(モノグラム・マルチカラー)
 ・完熟マンゴー「太陽のタマゴ」が2個で20万円(スパぱうぱう)
 ・桜についての哲学的考察(花の都大東京)




なごり雨 [Maxi]
~ 石原詢子 (アーティスト, 演奏), きたのえいじ (その他), 南郷達也 (その他)

ソニーレコード (2008/3/5)

Amazon.co.jpで詳細を見る