・大分教員採用汚職事件(地獄の沙汰もカネコネ次第)

 2008年6月14日に、大分県の小学校の教員採用をめぐり、現金など数百万円分の授受があったとして、4人の容疑者が贈収賄の疑いで逮捕されてから、早くも1ヶ月が経過したわけですが、なんかもうすごいっすね。芋づる式に疑惑が広がって、もはや底なしの様相を呈してますよ。
 容疑者曰く、今年度分の合格者41人のうち約20人について、県教委上層部から合格させるよう指示されたらしい。試験の得点が1000点満点で500点未満でも、100点以上を加えて合格させたケースもあったらしい。しかもコネなしの場合は減点されたんだって。しかもその採用枠が議員や、教育委員や、教職員組合に割り振られてたんだって。しかもこんなことが、数十年前から続いてたんだって。
 いやもう、ここまでひどいと逆にウケル。予想以上に酷過ぎ。合格した教師の半分が不正採用って酷過ぎるだろ。半分はアホ教師だって言ってるようなもんだからな、コレ。


 んで言い訳は「ほかの人もやっていることだからいいと思った」だってさ(笑)。もう、ショックですぅー!先生って汚いっ!大人ってずるいっ!これで教師を尊敬なんて、できるわけがないっ!つーか、真面目に生きても報われないし、勉強なんかやるだけ損だって教えたいのか?このクソ教師どもは?
 現場の子供たちもかわいそうに。もうね、こんなんされたら、そらー生徒たちも凹むわ。価値観がひっくり返るっつーの。受験生もびっくり。教師が偉そうにカンニングはダメとか言う資格がない。説得力がまるでない。別の意味で学級崩壊するわ。
 でも教師の息子や娘って競争率が20倍以上なのに、教員採用試験に一発合格する確立が異常に高いらしいかんね。しかも校長や教頭の息子はアホでも採用されるらしい。もう世襲ですよ、世襲。いや、世襲はいいんだけど、それは公務員以外でやってくれよ、マジで。公務員の贈収賄は犯罪なんだからさー。


 こんな方法で採用されたら、不正採用にもかかわらずそれに恩義とか感じちゃって、その人も不正に協力しまくっちゃうんだろうな。なんという泥沼なんだろう。こうして縁故採用を繰り返しているうちに、教員の質が低下していくわけですね。どおりで教師が援交したり、水着盗んだりするニュースが多いはずだ。こんな理由で合格したのに採用されなかった教師はかわいそうに。コレは絶対、損害賠償起こした方がいいな。これで人生かわっちゃったんだろうし。
 もちろんこれはどう考えても、大分県だけではなくて全国的な問題だし、教師だけではなくて公務員全体の問題なんだろう。でもどうせ文部科学省が全国で調査しても、問題は無かったって報告しかあがってこないんだろうなー。そんで臭いものにフタして、トカゲのしっぽ切りで終わってしまうような感じ。トホホ。
 この問題を何とかするには、採用方法を見直すしかないんだろうけど、そうなると全国の公務員を敵に回すことになるからなー。公務員て利権と保身に命懸けてるからなー。人事権を手放すなんて、絶対にありえなそう。なんせ口利きだけで、毎年数百〜数千万の収入だからね。やれやれ(苦笑)。


 っていうか、この情報のリーク元はどこなの?履修問題といい、この問題といい怪しすぎる。この問題の政治的意図はなんなんだろう?誰か知ってる人がいたら教えて♪


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