・竹島問題と韓国の逆ギレ(2月22日は竹島の日)

 2008年7月14日、文部科学省は約10年に1度改定される中学校の新学習指導要領(12年度完全実施)の解説書で、初めて竹島(韓国名:独島、国際名:リアンクール岩礁)の領土問題を記載することを決めました。記載内容は「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違がある」というものらしい。韓国からの反発に譲歩して政府内で調整し「我が国の固有の領土」という表現は避けたらしい。
 ちなみに北方領土については「我が国の固有の領土」で「ロシアに不法に占拠されている」と記載されるらしいのですが、いったい北方領土竹島の領土問題のどこが違うのかさっぱりわからん。これは同じ次元で同様の記述をすべきだと思う。だって竹島もどう考えても不法占拠されてるわけだし。だいたい日本の教科書の記述で韓国に配慮しなければならない意味がわからん。


 でも、にもかかわらずというか、予想通りというか、やっぱり韓国では反日大合唱が始まってしまいました。すげーヒートアップしてる。日本大使館前で卵投げたり、日の丸を燃やしたりしております。「韓国の自尊心を踏みにじられた」とか「日本の宣戦布告とみなす」とかいっちゃってます。しかも駐日韓国大使まで帰国させちゃってやんの。韓国人曰く、日本人が竹島の領有権を主張するのは「歴史の歪曲」で「妄言」だから断じて許せないらしい(苦笑)。配慮の意味ねー(笑)。
 つうか日本の中学校の社会の教科書に「日韓の間に領土問題が存在する」っていう事実を書くだけで、なんであんなに韓国から逆ギレされなくちゃいけないのか意味がわからん。さっぱりわからん。そもそも韓国の教科書なんて丸々1ページを割いて竹島の説明しているらしいかんね。しかも幼稚園児にまで竹島領有の正当性を教育していて“独島はわが領土”という歌がよく歌われているらしい。いやいや、必死すぎるだろ、それは(苦笑)。


 んで日本のマスコミは「冷静に話し合いを」だってさ。でも冷静じゃないのは韓国の方だし、話し合いを拒否して、日本が国際法廷に2回も提訴してるのに、無視してるのも韓国の方だからなー。彼等は日本の主張を妄想の一言で一蹴し、脅しまくって「仲良くしたいなら日本が領有権を放棄しろ」の一点張りだからなー。ヤクザみたい。韓国に話し合う気なんて、まるでナッシングですよ。でもこれもいつものことか。韓国人が激昂しても「だからなに?」って日本人にとって痛くも痒くもないところが、韓国の悲しさなわけだけども。
 つうか教科書問題ってなら、韓国のあの反日教育をなんとかしろよなー。なんせ、ことあるごとに「日本人は文化的に劣等」とか書かれちゃってるらしいかんね。小学生に反日教育して喜んでるとかどれだけだよ。しかも韓国に都合のいい歴史しか教えてないし。日韓基本条約や李承晩ラインについても、ちゃんと教えろっつーの。
 そこがなんとかならない限り友好なんて夢のまた夢でしょ。それどころか普通の外交関係ですら無理だと思う。日本政府も韓国の教科書に、ちゃんとイチャモンつけろっつーの。


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