・たい焼きはやはり一本焼きに限る(およげ！たいやきくん)

　そうそう、この前お土産でたい焼きをいただいて食べたのですが、やっぱひさびさに食べるたい焼きは美味しいね。はぐはぐ食べた。なんならオットセイの真似をしつつパクついた。「あうあう、パクッ」って(笑)。そんで、たい焼きの気持ちになって「やめろー、やめてくれー、食べないでくれー・・・ぐふぅー・・・」なんて笑いながら食べてたわけですが、それはさておき、たい焼きはお土産もいいけど、やっぱり焼きたてがいいねー。焼きたてはとてもおいしい。時々あんこが熱すぎて「ぐばっ！」ってなるけど(笑)。
　あと、つぶあんはあまり甘すぎないのがいい。っていうかそもそもつぶあん以外が邪道。こしあんは無い。カスタードクリームとか許せん。しろあんとか意味がわからん。でも栗あんだけは許す(笑)。

　そんでねー、皮はパリパリサクサクのやつがいい。麻布十番の「浪花屋」のとか、人形町の「柳屋」みたいなやつ。ちょっと焦げてるのがうまい。あれって、一つづつの金型を使ってはさみ焼きするタイプで、天然モノっていうんだって。丹精こめて大切に作られているんだね。でも手間がかかるので、廃れつつあるらしい。
　それにひきかえ、一枚の鉄板でたくさんのたい焼きが作れる、いわゆる養殖モノは、一気にドバッと量産されて、誰かが買うまでの間ハロゲンランプに照らされて放置されて、これはもういってみればマニュファクチュアだ。でもアレって、しばらく経つとなんか水分吸ってべチャべチャのフニャフニャになるじゃないですか。それがすげーガッカリするっていうか、しんみりするっていうか、買ったばかりなのにこれかよって、ちょっと泣きたい気分になる。まさに資本主義の弊害ですね。

　このように我々がたい焼きに学ぶことは多い。たい焼きで人生の意味について色々と考えさせられる・・・・・なんつって嘘だけど(笑)。えーっと、すいません。今日は手抜きです。夏にたい焼きはないわ(笑)。だって北京五輪について書こうかと思ったら、思いのほか時間がなくて・・・・・。今日から8月ですね。みなさんも夏バテに気をつけて、悔いの無い夏を過ごす努力をしましょう！

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屋台の味をご家庭で

盛栄堂 (2006/1/6)

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