・真面目に移民問題を考えてみたりして(輝ける碧き空の下で)

 2008年8月3日に発表された厚生労働省の調査によると、2006年に国内で生まれた赤ちゃん約110万人のうち、親の少なくとも一方が外国籍の子が3万5651人で、新生児の約30人に1人にあたるらしい。また、同年に国内で結婚したカップルのうち、1人または両方が外国人の組み合わせは6.6%で約15組に1組にあたるらしい。これは過去10年で最高で、日本社会の国際化を裏付けているんだってさ。


 ふ〜ん、やっぱ結構すごいんだなー。なんだかんだで、ちゃくちゃくと移民国家に向かっているわけだ。でも確かに東京とか、むちゃくちゃ外国人が多いしなー。農村部の嫁もフィリピン人やタイ人だったりするのかな?これって将来どうなるんだろう?アメリカ型の社会でも目指すつもりなのか?日本社会にそんな覚悟があるとは思えないけど。
 10年後には、生まれてくる子供の約半分が、外国籍のハーフになってたりするのかな?なんか今の日本とは、ぜんぜん別の国になってそうでウケル。福田首相も「留学生30万人計画」をすすめてるらしいし。自民党内には、日本の総人口の約1割に当たる1000万人の移民受け入れを目指すプロジェクトがあるらしいし。


 っていうか、そもそも移民や留学ってのは、来てくださいってお願いするものなのか?なんで政府が音頭をとっているの?日本が魅力的なら、お願いしなくても向こうから勝手に来るっつーの。留学生30万人も受け容れても、日本になんもメリット無いっつーの。こんなの単なる、生徒が減って潰れるのが困る大学の事情でしょ。知るかっ!というか、大学は統廃合して、もうちょい整理すべきだと思う(笑)。
 そもそも、なんで勝手に1000万人とか目標値つくっているのだろう?仕事もないのに移民を入れても、失業者がふえて社会不安が生まれるだけだ。意味がわからん。「多文化共生」などという、のほほんとしたキャッチコピーには虫唾が走る。景気がよくなれば、黙ってても外国人は増えるってばよー!


 というわけで、政府の積極的な移民対策には、自分は反対派なのだ。とはいえ労働の自由な移動はそれなりに重要だと思っているので、移民のすべてに反対というわけではないのだけれど。つまりは移民にかかるコストとの兼ね合いの問題だと思う。たとえば失業での生活保護だの、文化摩擦だの、犯罪の発生率の問題などなど。
 急激な増加は、日本の受け容れキャパシティの限界突破するので勘弁してください。利権だけでこの問題を語るのは勘弁してください。慎重にお願いします。人権との絡みで、用がなくなっても帰ってくださいとは、おいそれといえないのだから。


 そうそう、福田首相内閣改造しましたね。とはいえ別にこれといった感想もなく(苦笑)。麻生氏が自民党の幹事長になったのには、ちょっとびっくりしたかな。それくらい。


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