・福田首相の電撃辞任とおもいで内閣(アタシ、もうアベしちゃおうかな)

　2008年9月1日夜9時30分、福田康夫首相(72)が首相官邸で記者会見を開き、そこで突如退陣を表明しました。退陣理由としては「この際、新たな自民党総裁の下、新たな布陣のもとに政策の実現を図って参らなければならないと判断し、辞任を決意した」 とのこと。つまりは「総理なんてもうたくさん」ってことかな？「まいりました」って白旗みたいな。しかも会見中は早口で、終始ちょっとキレ気味でした。
　一体どうしたんだろう？なんか一人で勝手に決めてしまったらしいかんねー。何かつらいことがあったのかな？そりゃま、あったんだろうけど(苦笑)。それにしたって、去年の安倍首相につづき、またもや1年もたずに退陣て、あのねー、どう考えてもおかしい。マジで日本のトップはコロコロ変わりすぎ。トップがこんなにコロコロかわるのなんて、普通の国ではありえないよ。クーデターが起こるっちゅーねん。諸外国もびっくりでしょ。日本人もびっくりだけど(笑)。

　いや、自分もびっくりしました。ていうか、笑った。「あーあ、またやっちゃったよ」って。だって、なーんの前触れもなく、いきなり辞めちゃうんだもんなー。総理には向いてなかったのかな？でもあの年でよく頑張ったとは思うけど。それにしたって、嫌になったから「やーめた」って総理辞められるなんて、お気楽なポストだな、日本のトップは(苦笑)。これなら自分でも総理大臣になれるんじゃないかなって、ちょっと希望が湧きました。ありがとう、福田首相！
　いやいや、そうじゃなくってですね、こんなことでは困りますよと言いたいわけです。この1年間で福田首相がしたことといえば、インド洋での海上自衛隊による給油支援を延長する新テロ特措法の1年延長と、揮発油税の暫定税率の復活によるガソリンの値上げと、あとは・・・中国からのパンダ有料レンタルかな？おかげで年間数億円で上野動物園にまたパンダがやって来るし、子供たちも大喜びだね。ありがとう、福田首相！
　・・・・・って、ばかー(笑)。

　まぁ、実際の退陣理由はニュースによると、連立与党である公明党が、福田首相に反旗を翻したからということらしいけどね。公明党がもうすぐ期限切れの新テロ特措法の延長を拒否しちゃったんだってさ。これじゃまた、アメリカ様におこられちゃうよ。しかもあろうことか、早期の衆議院解散総選挙を求めたらしい。そんでその選挙対策のために、財政再建を目指した福田首相の予算案をけって、定額減税を含むばらまき予算を求めたらしい。ここで福田首相ブチギレ。
　それにあれじゃないっすか、福田内閣の支持率ったら、ものすごい低空飛行じゃないっすか。内閣改造しても、ちっとも支持率上がらないっていうね。サミットでもちっとも支持率上がらなかったし。つまり福田首相は「ムリだ・・・これじゃ選挙に勝てねぇ・・オレに選挙なんてムリー！」って、尻尾巻いて逃げ出したと。コレをもっとスマートな言い方で言うと「私は自分自身は客観的に見られるんです、あなたとは違うんです！」ということなんだと。客観的な判断ができる福田首相カコイイ！

　えーっと、なにはともあれ、とりあえずお疲れ様でした。幸せな老後をお過ごし下さい。

●その他の記事：
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