・お相撲さんの薬物汚染問題(ダメ。ゼッタイ。)

 いやいや、相撲界やばいねー。もともとやばいけど(苦笑)。7月27日にロシア出身の力士、若ノ鵬(ガグロエフ・ソスラン)が大麻所持でつかまって、これはどうなの?っていうので日本相撲協会が軽めの抜き打ち尿検査をおこなったところ、こんどは同じロシア出身の兄弟力士、露鵬(ボラーゾフ・ソスラン)と白露山(ボラーゾフ・バトラズ)からマリファナの陽性反応が出ちゃったんだって。本人たちは全力で否定しているみたいだけど。
 いやいや、こんどは麻薬問題ですか。去年の時津風部屋での「力士リンチ死亡事件」以降も、たびたび弟子を竹刀で殴っただの、調理器具でなぐっただの、不祥事続きだったわけですが、そんでもって相撲協会は、その失った信頼とやらを取り戻すために色々がんばってはいたみたいなのですが、頑張れば頑張るほどドツボにはまるっていうね(苦笑)。


 なんかもう、横綱朝青龍が巡業サボってモンゴルに帰った話とか、正直どうでもよくなっちゃったね。朝青龍に品位がないとかいってもまだまだましな方で、他のガイジン力士なんてやりたい放題みたいだかんねー。稽古をさぼりまくって、深夜になるまで遊び歩いて、ついでにまげを結わずに、Tシャツ短パン姿でそこいら辺をうろついているらしい。
 でもさー、そういうのがダメな理由といえば、角界の伝統文化ってだけだからね。そりゃフツーの人間ならTシャツで夜になるまで遊び歩きたい日もあるでしょ。それに相撲部屋っていうか、相撲ギルドのルールは、一般的な日本人からしても、まったくもって意味不明だからな。なんなんだろう、あのよくわからん上下関係は。そもそも日本人でさえ難しいのに、外国人が理解出来るはずがない。ともかくガイジンさんには、もっとわかりやすいシンプルなルールが必要だね。「ベットでマリファナをすってはいけない」「酒を飲んだら相撲をしてはいけない」みたいな(笑)。


 それに親方たちはガイジン力士にびびって、何も言えなくなっているらしい。でもアレですよ、あんなでけえガイジンさんが、キレたりやりたい放題だったら、親方もこえーって。そりゃびびるって。監督責任とかいわれても困るって。なのに協会から、彼らに角界の伝統文化という名のルールを、無理やり押し付けろっていわれてるんだから、そりゃ親方たちにしてみれば涙目ですよ。
 でも今や相撲界は、外国人力士がいないと成り立たなくなってるからね。なんせ横綱三役の半分が外国人力士だからなー。なんなら日本人力士と外国人力士で対抗戦ができるよ。それも結構盛り上がっていいんじゃないの?日本側が負けちゃいそうだけど(笑)。まあ、相撲はスポーツじゃなくて文化だというなら、角界鎖国ってのも確かにありなのかもしれない。


 考えてみると今の相撲界は、いわば日本社会の外国人との摩擦の縮図だと思います。将来、日本にも外国の移民が増えれば、日本だけのルールってわけにはいかなくなるし、当然ながら犯罪も増えるだろうし、つまりはきっと同じ問題が起こるのだろう。相撲界はどういう選択をするのだろうか?伝統文化をゆるくして、開かれた相撲界を目指すのか、かたくなに伝統を維持して、閉じられた相撲界を目指すのか。自分的にはけっこう興味津々デス。
 それにしてもこれだけ不祥事続きなのに、なお理事長の座にいつづける、北の湖理事長の粘り腰はすげぇ。かわしたり、すかしたり、隠したり、口裏合わせたり、マスコミに裏から手を回したりと、大ナタを振るわないとそろそろ限界な相撲界を、なんとかかんとか持たせている。往生際の悪さは日本の総理にもちょっと見習って欲しい気がしないでもないこともあるようなないようなないな。ないない。しっかり責任とれっつーの(笑)。


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