・大阪個室ビデオ店放火事件(くまぇりだょ〜こゎいよぉ〜)

 2008年10月1日、大阪市浪速区の雑居ビル1階にある「アダルトビデオ見放題!個室ビデオ試写室キャッツ」なんば店で火災が発生しました。この火災では男性客15人が死亡、男女10人が重軽症で、うち3人が重症という大事故になってしまいました。ちなみに死因はほとんどが、一酸化炭素中毒ということらしい。
 大阪府警浪速署捜査本部は出火元の部屋にいた無職、小川和弘容疑者(46)を殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の疑いで逮捕、小川容疑者は「生きていくのが嫌になり、火を付けた」と犯行を認める供述しているらしい。なんで生きていくのが嫌になると火をつけるのか解からんけど。ちなみにパチスロ等のギャンブルにはまりまくっていて、かなりの借金があったらしい。


 ああ、人がまたいっぱい死んでしまったんだなぁ・・・・・とぼんやりと思う。いや、実は自分はこの事件に特になんの感想もなくて、なんなら「うわー、ど、どーでもいい・・」ってな気分なんだよね。でも今の自分はジェイソンがいきなり現れて、隣人の足をのこぎりでギコギコ切りまくって、血がぴゅーってなっても「あらあら、たいへんねぇ・・」ぐらいのテンションの低さなので、そこはあまり気にしないで下さい。
 とはいえやはり大事件なので、ログというか備忘録的な意味で一応触れておきたい。だってなんといっても死者15人だからねー。死亡者数だけなら、軽く秋葉原の無差別殺傷事件を越えてるよな。もはや大量殺人じゃん。ナイフで殺傷するよりどう考えても酷いっていうね。放火はおっかねぇな。ハンパねぇな。あっという間に15人も死んじゃうなんて・・・・・でもなんつーかなー・・・・・いかんせんインパクトが足りない。


 まぁ、あのね、あれやね、放火はあかんよね、放火は。関係ない人が大勢亡くなってしまうからね。しかも自分だけちゃっかり助かっちゃうとかもうね・・・・・まさに外道!でもアーミーナイフやゲームはすぐに規制だ何だって話が出るくせに、パチンコやスロットの規制という話はマスコミからとんと聞こえてこないところがねー、アホくさいというかなんというか・・・・・やっぱ献金の威力はすげーなって思う。
 あと、自分は個室ビデオ店でだけは死にたくないなと、心の底から思った。遺族もすごい微妙な感じになるよなぁ。別に何も悪くはないのだけれど。しかもキレイさっぱり燃えてくれるならまだしも、一酸化炭素中毒死って・・・・・どんな格好で死んでいたかを想像するとチョット萎える。うーん、突っ込みどころはそこじゃないとか、そういうことは言わないで。それは自分でも十分わかってるから。


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