・米国で史上初の黒人大統領が誕生(Ku Klux Klan)

 2008年11月4日、アメリカ合衆国大統領選挙が行われ、民主党バラク・オバマ上院議員(47)が共和党ジョン・マケイン上院議員(72)を大差で下し、第44代アメリカ合衆国大統領に当選しました。圧勝ですよ、圧勝!大勝利!ちょっとびっくりした。でも対抗がマケイン爺さんだったからなー。そりゃそうか。やっぱちょっとね(苦笑)。
 んで来年の1月20日にはついに、アメリカ建国以来初の黒人大統領が誕生することになります。でも母親が白人なんでどう考えてもハーフなんですけどね。やっぱ黒人の遺伝子はすげーな・・・。いやいや、そんなとこに関心してる場合じゃなくてですね、アメリカで黒人が大統領になるということは、やはりすごいことだと思います。素晴らしいことだとおもいます。なんなら、ちょっと感動した!←アホ(笑)。
 とはいえ、これからが大変だと思う。どんなに選挙で「アメリカは1つだ!」と叫んだところで、人種間の軋轢はやっぱあるからね。黒人は当然ながら自分たちに味方して欲しいと願うだろうし、白人はそのことに必要以上に過敏になると思う。本人がいくら人種に無関心を装っても、周りがそれを許さないし、どうしたって無関係ではいられない。うまく舵取りできるのかな?ちょっと不安。暗殺なんてされて第二のケネディなんてコトにならないよう、十分注意してもらいたいものです。これは冗談抜きで。


 んで、オバマってどうよ?ってはなしなのですが、・・・・・えーっと、どうよ?よく知らないのだけど。それにチェンジとかいっちゃってっけど、チェンジって何をよ?とりあえずイラク戦争は「責任を持って終結させる」らしいけど。あとは知らん。日本語で彼の演説を読むと、内容がすげーあいまいなんだよね。ちっとも具体的ではないという(笑)。
 でも有能なんだとは思う。なんせこの人、両親もすでに亡くなってるし、バックグラウンドも政治とは全然関係ないし、本人の努力だけでのし上ったといっても過言ではない。しかもすごいスピードで。人種のハンデをものともしないで。弁護士としても政治家としても、あっという間に頭角を現したらしい。すごいなー、日本の二世議員なんて足元にも及ばないんだろうなー。
 それに彼には人を惹きつけるカリスマがあるらしい。人心をつかむ魅力的な演説ができるらしい。そうなの?自分も英語でぜひ聞いてみたいのだけど。英語話せないので無理か(笑)。でもバカみたいに浮かれている米国民の姿を見ると、きっとそうなんだろうなとは思う。米国民はハロウィンでも浮かれてたので、あんま自信ないけど(苦笑)。つうか福井県小浜市の浮かれっぷりは、もはや意味がわからない(笑)。


 まま、今の米国の問題は、とにもかくにも経済問題ですよ。他はオマケみたいなもんだ。経済再建の道は長く厳しい。経済問題でどの程度の手腕があるかは知らないけど、上手に舵取りしてほしいね。マジで。被害をできるだけ最小限に食い止めて欲しい。
 あと日本との外交についてだけど、反日ってことはないと思う。特に今のこの経済情勢ではね。もしそうなら、ただのアホだし。もちろん対日要求が厳しくなるとは思うけど。それに今や中国を無視するのはこれはもう無理なので、「中国が最重要」と発言したからって、これで日本が無視されたと騒ぐのはお門違いだと思う。だって今や中国は米国の最大の貿易相手国だしね。
 それからマスコミが日本はオバマさんとのパイプがないとかいってるけど、なんせオバマさんの経歴が短すぎなので、たぶんどこの国にもパイプなんてないと思う。むしろパイプ作りたがってるのはオバマさんのほうじゃないかなー?なのでまぁココは唯一のパイプであるところの小浜市長に頑張ってもらうのもいいんじゃないの?ホワイトハウスでフラダンス踊ってきてもらえば。自分はそういうの、悪くないとおもいます。たしかにちょっと恥ずかしいけど(笑)。


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