・「おくりびと」が米アカデミー賞を受賞(エンジェル・サービス)

 2009年2月22日、第81回米アカデミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、滝田洋二郎監督(53)の「おくりびと」が日本映画として初めて最優秀外国語映画賞に輝きました。これはものすごい快挙・・・なのかな?すぅーげぇーーー・・・様な気がする。てか、米アカデミーの外国部門賞なんて、どれぐらいのステータスなのか、正直よくわからん(笑)。日本アカデミー賞よりチョットは偉いのかなあ?まま、なんにせよ、めでてぇめでてぇ。おめおめ。
 いやこれはもう、おくりびと見るしかないっしょ。こういう賞とか取ると、すぐ見たくなってまうの、自分てば。だって間違いなく、マスコミ様がよってたかって持ち上げまくるんだろうしね。そういうのにとっても乗せられやすいの、自分。たぶん「おくりびと」ブームとか来ちゃうっしょ。納棺師になりたい人続出っしょ。てか、納棺師って意外と高給らしいよ。死体洗ったりしなきゃならないらしいので、自分はパスだけど。


 しっかしこれまた、地味な映画が賞もらっちゃったなあ。よく納棺師なんていう、アメリカ人からしたら意味不明な題材の映画で、アカデミー賞が取れたな。関心してまうわ。てか、納棺師って自分もよく知らんし。まさか日本人の死生観が外国で受け入れられるとは・・・・・でもモントリオール世界映画祭でもグランプリみたいだし、こういうのって万国共通なのかな?それともこの題材をそこまで昇華させた監督がすごいのかな?映画見てないから、なんとも言えないけど。
 ちなみに「おくりびと」は別れと死がテーマにもかかわらず、職人的でありながら美しく爽やかで、やさしさやユーモアを感じさせるおもしろい映画だそうです。でも日本人てこういうウエットな作品を作らせたら、結構いけるんじゃないの?失敗すると単なる2時間ドラマになるわけだけど。それに日本人が中途半端に金掛けてつくったアクション大作は、マジで痛々しいからなあ(笑)。もう、なんつーか寒すぎ。あれは何でだろう?ちょっと不思議。


 でもよく考えたら、自分は映画見るのがあんま好きじゃなかった(笑)。去年もレッドクリフしか見てねーし。それに自分はアーティスティックな映像美の小作品集だとか、ハートフルなヨーロピアンテーストの単館映画よりも、商業主義全開のハリウッド大作とかの方が好きだし。全米が震撼したり、全米が泣いたりするやつ。「チクショー!この化け物がぁ!くたばりやがれぇ!」と言いながらマシンガンぶっぱなしたり、いがみ合ってる男女が中盤のセックスで真のパートナーになったりするやつ。なんつっても、あの馬鹿っぽさがイイネ♪・・・・・って、オレはアメリカ人かっ(笑)。
 あと滝田洋二郎監督はロマンポルノちゅーか、ピンク映画出身らしい。最近こういう監督多いよね。痴漢電車シリーズ作っていたらしいよ。そんでこっちも面白いらしい。てか今度ぜひ、広末涼子主演で痴漢電・・・・・えーっと、なんでもありません。


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