・テポドンドーーーン!(スターウォーズ計画)

 ・・・というわけで、2009年4月5日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル(IRBM)なのか、大陸間弾道ミサイル(ICBM)なのかよくわからないミサイル「テポドン2号」を発射しました。日本政府の発表によると、ミサイルの一段目は秋田沖の西約280キロの日本海に落下し、本体は東北地方の遥か上空を通過して、日本がレーダーで捕捉できる範囲を超えて太平洋の彼方へ飛んでったらしい。
 ファ〜〜〜〜〜〜!というわけで、誤報騒ぎなどもありましたが、なんというか無事つつがなくミサイル実験は終わったらしい。懸念された日本領域への落下物もなかったらしい。これはひとまず成功ということか?それに一応北朝鮮は、米ロ中の3カ国には、テポドン2号の発射を事前に通告していたらしいかんね。しかしまぁ、北朝鮮の作った胡散臭いロケットが日本の上空を通過してくってのは、どう考えてもあまり気持ちのいいものではない。


 とはいえ、テポドンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!・・・・・とかいう気にもなれない。なんつーか今更感が全開。てか、引っ張り過ぎだよ北朝鮮。準備にどんだけ長い時間を掛けたら済むのかと。撃つぞ、撃つぞ、とかいって、ちっとも撃たないんだもんなー。やっぱこういうテンションって、当事者じゃないと1ヶ月が限界だよね。それ以上はすっかり興味を失うというか・・・・・そんな感想。すごく飽きっぽい自分。しかも日本上空を飛んでったのは、1998年8月のテポドン1号発射実験に続き2回目だかんね。インパクト的にも薄い。
 しかも日本としては、飛距離が伸びたから何ナノ?っていう。飛距離だけならテポドンの先っちょについてるノドンミサイルだけで、十分に日本全土を射程に収めているみたいだし。そのノドンミサイルとやらは、北朝鮮に320基もあるみたいだし。それに衛星打ち上げロケットだろうと、本当のミサイルだろうと、そんなモンはどっちでもいい。国連の安保理制裁決議(第1718号)で、人工衛星であれ、大陸間弾道ミサイルであれ、北朝鮮はどっちも禁止されてるし。メカニズムは両方一緒だし。この議論に意味があるのか?


 なのでまあ、失敗して日本に落ちてこなかったのなら、別にどうというコトは無いのだけど、何が一番むかつくって「衛星打ち上げ大成功!」って朝鮮中央通信がアホみたいに流してる「将軍様の歌」ね。あの声がものすごく高音のやつ。おじいちゃんが適当にフラフラ踊ってるみたいなやつ。あれがムカつく。あれってどうしてこんなにもイラッとさせられるんだろう(苦笑)。
 てか、どうせなら成功するにせよ、失敗するにせよ、日本のミサイル防衛システムは試してほしかったなあ。射程外だったみたいだから仕方が無いのだけど。それに例えミサイルは防げても、不審船はあっさり国境を越えちゃうんですけどね(笑)。それから北朝鮮金正日さんが激ヤセしてっかんな。今後どうなるんだろう?もうすぐ政権交代でバタバタしたりするのかな?しかしアレだね。改めて、先制攻撃できないのはつらいのぉ・・・・・


その他の記事
 ・G7後の記者会見で中川財務相ろれつ回らず(アル中外交)
 ・拉致被害者を「北朝鮮に戻すべきだった」だってさ(加藤の乱)
 ・イスラエルのガザ侵攻と憎しみの連鎖(ホロコースト)




本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ) (単行本)
園善博 (著)

講談社 (2009/4/7)

Amazon.co.jpで詳細を見る