・牛丼値下げチキンレース(ねぇねぇウシ君なんだいカエル君)

 いやー、世の中またもやデフレってますねぇ。スーパーとか値下げにつぐ値下げ。なんか際限なく値下げしてる。つまりデフレスパイラル。そりゃさ、値下げが全然うれしくないっていったら嘘になるけど、でもやっぱ、どっちかっていうとうれしくはないなあ、長期的に考えて。すでに体力のない企業は、ばたばたと倒れ始めてるし。赤字経営でメーカーはどこも悲鳴上げてるし。
 そもそも税収が伸び悩んで、自治体崩壊寸前だしね。日本経済の財政赤字もすでに崩壊秒読みだし。これならちょっと前までのインフレのほうが、ナンボかましだよ。将来を考えると暗い気持ちになる。てか、ハイパーデフレーションとか論理的にありえるのかな?それならちょっと面白いけど。いや、面白くはないけど。


 でもユニクロと、マックと、牛丼屋は元気なんだよなあ。やっぱ不況になると牛丼屋とか行く人増えるんかな?自分も仕事が遅くなるとお世話になったりもするけど。いや、確かにおいしいけどね、牛丼。でも、あの味をうまいと言っているようじゃ、やっぱダメな気もする。てか、本当にうまい牛丼とか食べたことが無い。今更、高い金払って牛丼食べる気にもなれんし。松坂牛や神戸牛のバラ肉で作ったら、牛丼もおいしくなるのだろうか?
 それに都内にある牛丼屋は、ここ2、3年で店員がやたらと外国人だらけになったからなー。それはコンビニも同じだけど。なんか外国でよく見かける底辺臭が、そこはかとなく漂ってるんだよね。あの雰囲気マヂやべえ。カタコトで「ゴチューモンハ?」とか言われると、おもわず身構えるよね。しかもこの前行った時なんか、客は自分以外みんなガイジンだったし。


 注文を聞きに来る店員さんがカタコトの中国人や韓国人であって、食べてるのが白人の旅行者カップルやインド人の家族連れであって、それを唖然として見ているのが自分であって・・・。なんかもうね、ここはドコ?っておもった。すごくシュール。最近の牛丼屋は自分の手におえない。どんだけ牛丼好きなんだよガイジン・・・っておもったけど、単に値段が安いから来てるだけか?それならオレと一緒じゃん!なんつって軽く親近感もわいたりして(笑)。
 ていうかもう、牛丼屋に行くたびに、行くっていうか、迷い込むという表現がぴったりくる場所になったな、あそこは。なんかいろんな意味で破壊力ありすぎ。カオスな雰囲気が漂いまくってる。でも東京がSFチックなサイバー都市にどんどん近づいてる気がして、そう考えるとちょっとだけ笑えるかな?いや、あんま笑えないけど。ともかく、日本はじまってた(笑)。


その他の記事
 ・ユニクロの魅力とは何か(unique clothing warehouse)
 ・リニア新幹線プロジェクト始動!?(山の神様がくれた水)
 ・101回目の車が売れない!(国破れて山河あり)




牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書) (新書)
坂口孝則 (著)

幻冬舎 (2008/01)

Amazon.co.jpで詳細を見る