・お台場に1/1スケールのガンダム登場(親父にもぶたれたことないのに)

 1979年4月にアニメ「機動戦士ガンダム」の放送が始まって、今年でもう30周年ということらしい。というわけで、ガンダム生誕30周年記念企画の一環として、東京・台場の「潮風公園」に全高18メートルの実物大ガンダムが作られちゃったらしい。7月11日からのイベント公開前にもかかわらず、早くも来園者が殺到して一躍観光スポットになってるんだってさ。
 なんかすげぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!まじすげぇ!!これの写真や映像が、自分の想像の範囲をはるかに超えてて笑った。やべえ。最高にクール。クオリティ高過ぎ。ディテールにこだわり過ぎ。そもそもデカ過ぎ。いやいや、さすがにこれは、感動せずにはいられないレベル。しかしここまでやるかぁ?いくらなんでも本気すぎでしょ。細かいとこ作りこみ過ぎでしょ(笑)。
 こりゃもうアートだな、アート。間違いなく本物の現代アート。じゃなきゃこんなに胸がときめくはずがない。てか、コレ見たらガンダムマニアじゃなくても、ほとんどの人は感動するんじゃないかな?めっちゃ興奮するっていうか。男心がくすぐられるっていうか。でもお台場に自由の女神なんか建てるくらいなら、こっちのがよほど日本らしくていいよなあ・・・・・(笑)。


 しかしガンヲタの情熱はすげえな・・・・・すげぇすげぇとは思っていたけど、正直ここまで凄いとは考えてなかった。並大抵の熱意じゃ、なかなかここまでは出来ない。それぐらい完成度が高い。自分は「いい年こいてガンダムってどうなん?」とか「ガンオタはホントアホだなー・・」とか常々思っていたけど、ごめん、間違っていたのは自分のほうかもしれない。
 いや、自分の会社にもガンヲタさんがいて、そのガンヲタさんは量産型をこよなく愛する量産マニアらしく、デスクの上にジムとかザクの小さいフィギュアが10機ぐらいずつ並んでるわけ。それを色んなフォーメーションに並べ替えて楽しんでるわけ。ある日「ガンプラも10機買うの?」って聞いたら買うっていってた。同じプラモデルを10機も買う意味がわからない。気持ち痛め。
 そのガンヲタさんは、普段はすごくぼけーっとしたタイプなんだけど、ナマケモノもびっくりのものすごいスローペースな人なんだけど、なんなら日がな一日シュレッダーの前で機械に吸い込まれていく紙をぼさっと見てそうなタイプなんだけど、でもガンダムについての話題となると、なんかやたらと熱い。熱いって言うか、熱苦しい。むしろウザイ。


 この前も飲み会で「テナガザルみたく逃げ惑うかわいいアッガイを次々に虐殺するシーンはガンダム屈指の名シーン」とか「ランバ・ラルのような歴戦の勇士は、今の日本中どこを探してもいない」とか、そんな風なことを語りだしたので、「ランバ・ラルんなんて単なるビール腹の中年オヤジじゃん。シャアのほうがかっこいいじゃん」って言ったが最後、自分のことを勝手に腐女子認定したあげく、ランバ・ラルがどれだけかっこいいか、ドズル・ザビがどれだけ家族思いか、黒い三連星のいないガンダムがどれだけ味気ないか、などなど、ガンダムにおけるオヤジ列伝についてさんざん説教された。
 でもそんな話は自分にとって、オッサンがパチンコでウン万円負けた話とそう大差ないっつーか、全然興味ないっつーか・・・。さらに「お前はライト兄弟が空を飛ぼうと頑張ってた時にそれを見てあざ笑っていた側の人間だ」「もし人類が宇宙に移民する時代が来ても、お前は重力に魂を縛られてるので、宇宙に行く権利が無い」「お前みたいなオールドタイプは、一生地面に這いつくばって生きて、そして死ね」とまで。もう無茶苦茶。んでまあ、最後は「キシリア・ザビはニューハーフ」という、これを読んでる人には何を言っているか分からないだろうけど、自分にもサッパリ分からない結論でお開きになったのでした。飲み会ぶち壊し(笑)。


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