・スーパースター、マイケル・ジャクソンの死去(ムーンウォーク)

 2009年6月26日、世界的な人気を誇る米国の大スター、マイケル・ジャクソンさん(50)が急死したと、テレビでは朝から繰り返し伝えている。救急車がロサンゼルスのマイケルさん宅に到着した時には、既にマイケルさんの呼吸は停止してたんだって。朝方は情報が錯綜して「もしかして助かる可能性もあるのか?」と思ってたけど、日本時間の午前6時26分に死亡が確認されたということらしい。おかげで自分も朝からてんやわんやというか・・・・まあ、謹んでお悔やみ申し上げます。


 それにしても、朝起きてニュース見たときには、あまりに突然のことでびっくりした。「マジ!?」って。でもよく考えたら自分は、マイコーさんに特別な思い入れとかあんま無いんだよね。大好きだったという記憶もないし。ただ80年代に「スリラー」とか「BAD」のPVが、テレビでやたらと流れまくってたのが印象に残っている程度かな・・・・・あとペットのバブルス君とかね(笑)。てか、バブルス君は一体どうなっちゃったんだろう?それから東京ディズニーランドキャプテンEOを見たのは今でもいい想い出。


 とはいえ一時代を築いた人が亡くなるのは、やっぱり悲しいことだよなあ・・・・・自分もちょっとショック。なんせアルバム「スリラー」は、世界で1億枚以上のセールスを記録したらしいかんね。1億枚とか意味が分からん。これはもう当時聴いたことがない人が居ないというほどの特大セールスだったのだと思う。すげー、すげー、まぢすげー。彼は間違いなく大スターだ。おそらくもう、そういう時代は来ないのかもしれない。CDセールス的には、ずいぶんと寒い時代になったもんだ。


 でもまあ、最近のマイコーさんはいろんな意味でいっぱいいっぱいだったからなあ。自分的にはどちらかというと、昔のマイケルさんより、最近の変わり果てたマイコーさんというか、マイケルさんらしきモノのほうが印象深いのだけど。なんせあっちゃこっちゃで裁判されまくって、今ではオークションに衣装売るほど落ちぶれてしまって・・・・・。こういう往年の大スターのローリング人生を見ると、ちょっとしょっぱい気持ちになるよね。


 それにコンサートったって、50歳であの激しいダンスとか、ちょっと厳しいよなあ・・。歌だけならまだしも。もうバラード歌うので精一杯っていうか。たぶんマイコーさんもスリラー踊れッて言われて、困ってしまっていたんだとおもう。それにアルコール中毒だの薬物中毒だの色んな噂があったしなあ。仕方が無いとはいえ、やっぱファンもマイケルに往年のダンスを求めすぎたのではないだろうか?その点バンドとかは、ギター弾いてるだけでいいから楽でイイよね(笑)。


 それとあと整形ね。プチ整形ってかガチ整形。あれはいくらなんでも改造人間すぎる。ホントこわいわ。夜とか会ったら泣いて逃げ出すレベル。でもどう見ても昔のほうがかっこいいんだけどなあ。なんで整形なんてしちゃったんだか。もちろん本人は、自分の顔が気に入らなかったのかもしれないけど。てか、この整形が昔の思い出に浸って悲しみに暮れるのを邪魔するというかなんというか・・・・・最近の彼の写真を見ると、もはや失笑しかできない。悲しいことだ。


 でもこれからマイケルは伝説になって、テレビの特番だの、追悼ライブだの、記念CDだのが、じゃんじゃん売り出されるんだろうな。すっかりキレイな想い出となって。もちろんそれが悪いことだなどとは、自分はぜんぜん思っていないのだけど。むしろ、自分も当時を懐かしみながら、マイケルの曲をいくつか聴いちゃうかもしれない。自分としてはジャクソン5時代の「I Want You Back」とか「ABC」とかのが、面白くて好きなのだけど。あと1回くらいは紅白に出て欲しかった(笑)。


その他の記事
 ・三沢追悼の10カウントゴング(ファイティング・オペラ)
 ・飯島愛さんの追悼とAV業界について(まんがらりん)
 ・すごいことになってますね草なぎ剛くん(にっちもさっちもどうにもブルドッグワオ!)




The Ultimate Collection [Best of] [Import] [from US]
~ The Jackson 5 (アーティスト)

Motown (1996/1/23)

Amazon.co.jpで詳細を見る