・環境破壊を防ぐため、地球の平和を守るため(ようこそ鳩山レストランへ)

 民主党鳩山由紀夫代表が、西暦2020年までの温室効果ガス削減の中期目標目を、「1990年比で25%削減するよ〜!」「まずは日本が率先してやるよ〜!」と、世界に向けて声高らかに宣言しちゃったらしい。これにはさすがに笑った。つうか、いくらなんでも地球に優しすぎるだろ、鳩山さん。どんだけエコなんだよ。さすが友愛。
 しっかし、これまた大きく出たなあ。25%ってすげぇな。冷静に考えると、さすがにこれはチョット・・・と言わざるをえない。もしこれが、鳩山さんの世界に対する一種のブラフというなら、軽く尊敬しちゃうけど、でもなんか京都議定書の二の舞で、どう考えても最後は世界から梯子を外されちゃいそうな雰囲気がプンプンするんですけど(笑)。


 てか、1997年の京都議定書で日本は「2012年までに1990年比で温室効果ガスを6%削減します」って宣言してるのに、今のところ逆に9%増えちゃってるらしいかんね。日本ぜんぜんダメじゃん。ぜんぜん見込みねーじゃん。これでよく25%も削減するなんていえるよなー。それで排出権取引とかいって、ロシアなんかに金払ってるんだぜ。意味が分からん。
 それに経団連なんて、今年の6月に麻生首相が「2005年比で15%削減します!」って宣言してたときもプンスコしてたのに、鳩山さんときたら「2005年比で30%削減します!」だからなあ。そらー経団連も大激怒って話ですよ。それに、25%の削減を目指すはいいんだけど、実際にどうやって減らすかまったくもって実現方法が分からないからなあ。


 こりゃマジで、すげーイノベーションとか起こさないと実現不可能だと思う。あるいはみんなで江戸時代みたいな生活するとか。クルマの代わりに馬車に乗るとか。あるいは財政が破綻して経済が崩壊すれば可能かも・・・・もしかしてそれ狙いか?まさかね。まぁ、どーせ「気合でがんばる」とか、そんな実現方法しか考えてなさそうな気はする(笑)。
 でも日本はどうしたって資源小国だしね。原油価格の安定しない昨今、どっちみち省エネはしたほうがいいんじゃないかなあ。それにまあ、日本がクリーンになるのは悪くない気はする。というわけで、自分は民主党マニフェストには片っ端から反対の立場だけど、これはまぁこれでいんじゃねーの?って思ってる。うそ。全然いいわけねええぇぇー!!(笑)


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