・僕が山に登る理由(快感原則の彼岸)

　おはよ。いい天気がつづくね。空あおいね。最近は毎日があわただしくて、会議と調査と資料づくりばかりしている。残念ながらひどく疲れている。仕事がいっぱいいっぱいすぎるんだな。どうにも集中力が落ちてる。ちゃんと眠って、ちゃんとご飯を食べて、ちゃんと仕事をしているというのに、果てしなく元気がない。
　もちろん、世の中にはきっと、もっと忙しくて、もっとしんどくて、もっと悩んでる人もたくさんいるのだろう。よく考えたら自分はそうでもない気がする。明らかに手に負えない案件は「無理」ってすぐに断っちゃうタイプだし。その点、なんでも抱え込んで自滅してる人を見るにつけ、イイ人なんだろうなとは思うけどアホだなとも思う。

　でも今日はちょっぴり朝からごきげんなのだ。なぜなら明日から5連休だから。シルバーウィークと言うらしい。このシルバーウィークを考案した人に、自分は心からの賛辞を贈りたい。「あんた最高だよ」って。おかげでやっと一息つける。ちょっぴり救われる。金曜日はいつもわくわくするけど、これほどわくわくする金曜日も久々だなぁ。
　でも今、大きな台風が来てるらしい。台風14号。これが東京に直撃したら、せっかくの連休が台無しだよ・・・でも家でごろごろするのもいっかな。今は仕事のことを忘れられればそれでいいや。今の仕事は何処へ向かっているのか、完全に見失ってる。未来を感じることすらできない。これで自分は一体何を頑張ればいいというのだろう。

　今、自分に必要なのは一筋の光明。閉塞感を打破する突破口。それさえ見つかれば、そこに向けてがんばれるのだけど。でもさっぱり見つからないの。完全に迷子。なので今のところは、一刻も早く仕事から解放さたい。そして、一刻も早く自分自身の生活を取り戻したい。あぁ〜、生活するって、こういうことだったんだなあって。
　例えば、何の憂いもなく夜ゆっくり眠ったり、静かに落ち着いて本を読んだり、何も考えないでぼーっとテレビをみたり、そんなこと。そういう何気ないこと。そんな当たり前の生活が、今ではすっかり遠いものになってしまっている。こういうのって、精神衛生上よろしくないと思う。心の逃げ場がないっていうのは。

　なので今は山に登りたい。人の少ない静かな山に。自分にとって山に登るということは、人との関係のしがらみや、仕事上のプレッシャーや、その他なんやかやの余計なモノをそぎ落として、シンプルな自分になれるということ。何も考えずに坂を登っていると、とても冷静な気持ちになれるし。頂上の開けた空を見ると、なんだか心が洗われるし。
　そういうのって、とっても大切だとおもう。自分自身と対話するための静かな時間というか。もちろん人によってそれは、一人旅だったり、本を読んだり、植物を育てることだったりするのだろうけど。というわけで、しばらく旅に出ます。自分探しの旅に(笑)。なので来週一週間ほどブログ放置しちゃうけど、29日にはまた再開するのでよろしく。

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