・キャバ嬢もしくは何らかの夜のお仕事してる女の人について(小悪魔ageha)

 最近の若い女性はやってみたいお仕事が「キャバ嬢」っていう人が結構いるらしい。なんか10代や20代の女性に、キャバクラ嬢やクラブホステスにあこがれる人が増えているのだとか。ちょっと衝撃をうけた。衝撃をうけたというか「くわばらくわばら」と思った。だってキャバ嬢ってアレでしょ。いわゆる水商売的なものでしょ。なぜだ?そんなに瑞々しい何かを売りたいのか?不況の影響か?あるいは携帯小説の影響か・・・むむむ・・・
 う〜ん、さっぱりわからん。なぜすすんでそういう生き方をしたいのだろう。まったく理解できない。もしお金がなくて仕方なくっていうなら、わからんでもないけど。とりあえずソープ嬢やヘルス嬢じゃなくて良かったと、安心するべきなのか?だってフーゾク嬢っていわれちゃったら、さすがにどうかとおもうしな。てかその前に、携帯小説によく出てくる、売春とレイプと真実の愛のコンボってのが、自分にはまったく理解不能なのだけど。


 でもそっかー、キャバ嬢かー・・・なるほど、そういわれてみれば、綺麗なドレス着て、髪を結って化粧して、男性にチヤホヤされてって、女の子の憧れそうな部分が、確かにあるといえばある気がする。もちろん実際は下半身ギンギンのおっさんを相手にしなくちゃなので、そんな生易しいものではないと思うけど。それに「してみたい」ってだけで、みんな本気でやりたいと考えているわけでもないのだろうし。いや、本気かもしれないけど。
 それに一見、華やかで楽しそうだけど、実際のとこは仕事つらそうだしなあ・・・・儲かるかといえば、あんま儲からないみたいだし・・・・キャバ嬢なんてバイトぐらいが丁度いい気がする。「留学するための費用が欲しくてぇ〜」だとか「ねぇ何かおもしろいこと喋ってぇ〜」だとか。そんな軽いタッチの。でも軽い気持ちで始めて何かの勉強して何になっても、結構キャバ嬢よりも稼げなくて出戻りになる人は多いらしい。くわばらくわばら。


 なーんてことを書くと、まるで自分がキャバ嬢さんたちの事を批判してるみたいだけど、別にそんなことはなく。自分もそういうことに従事している人のことを、そんなにたくさん知っているわけでもなく。なのでよく分からんというのが正直なところ。ある意味、キャバ嬢に憧れてる女の子とあまり変わらん(笑)。それに自分は、彼女らの抱えている苦しみや孤独や・・・あるいはその暗さや深刻さなんて、きっと理解できないと思うし。
 なので理解できないことを、あまりとやかくいわないほうがいいよね。自分が理解できるのは、「ちょっとエッチなアルバイト」感覚の女の子までで、それ以上は無理。あと理解不能といえば、村上春樹の小説に出てくる、主人公の目の前に次々とあらわれては、セックスをして去っていくみたいな、あの女の子たちのこともよくわからんなあ。あんな子が実際にいるのか?自分にとって村上春樹の小説は、ケータイ小説なみに理解不能(笑)。


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