・おとこはおおかみなのよ(Born To Be Wild)

 こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか?自分は仕事が忙しくて、廃人の一歩手前みたくなってます。このあいだもクリーニング屋で「すいませーん」って言ってるのに、店員がいつまでたっても出てこなくて、軽く泣きそうになりました。なんかすごく哀しかったな。まるでクリーニング屋さんにまで自分が無視されているような気がして。
 こんなに哀しかったのは、みんなでお昼ご飯を食べに行ったときに、自分の注文がいつまでたってもこなくて、みんなが食べ終わってもまだこなくて、お店の人に「まだですか?」って聞いたら「もう少しお待ちください」っていわれて、それからしばらくして来たはいいけど、午後イチから会議でほとんど食べられなかったっていう、そんとき以来だ。


 てか、なんでこんなことでいちいちへこんでいるんだ、自分。これは酷い被害妄想。えっとねー、考えてみるに、これはたぶん、心が疲れているせいだとおもうの。心が疲れてくると、だんだん心のコントロールが効かなくなってくるんだね。だってちょっとしたことでも、すぐイライラしたりするし。意味なく「うぉぉぉぉぉぉおお!」って叫びたくなるし。
 てかさー、すごく疑問なんだけど『感情』が自分のモノというのは、これは本当なのだろうか?なんか最近さっぱり言うことを聞きやがらねーんだけど。自分の感情というやつが、まるで自分とは違う別の生き物みたいだ。そして今更ながら、自分の感情が意外とワイルドだということに気づいた。今まで飼いならされたブタみたいだったくせに。


 感情と理性の乖離。夜が近づくにつれて、理性が砂時計みたくさらさらとこぼれ落ちるのがわかる。そんな状態って、正直どうなんだろう。ちょっぴりやばくね?そしてふいに怒りや悲しみの感情に襲われるのだ。そう、襲われるってかんじ。獣のように生々しい感情というやつに。そんで自分を抑えられずに、月に向かって「わぉぉぉぉぉぉおん!」って(笑)。
 あー、やばい。こりゃもうすぐ狼男にクラスチェンジする日も近いな(笑)。でも、わかってるのだ。冷静に考えれば。これが取るに足りない、くだらない感情だということは。でも抑えるのは、なかなかに難しい。てか、自分は結構クールなやつだと思っていたので、ちょっとショック。意外と精神的に弱っちい人間だったりするのかもしんないなーなんて。


 はてさて、こういう感情に襲われたとき、普通の人はどうやって対処するのだろう?やっぱ感情の赴くままというわけには行かないよなあ。それじゃ子供だ。はたまたヒステリーを起こした女性だ。自分はそんなわけにはいかない。てなわけで、そこはやはり自分の感情と戦う・・・というか、やり過ごす・・・というか、人に迷惑だけはかけないようにしないと。
 とりあえず春が来て桜が咲いたらお花見に行こう。青空の下でいっせいに咲き誇る、夢みたいな桜並木を散歩しよう。そんなことを想像してたら、ちょっとは気が晴れるような気がする。「桜が綺麗だな〜」なんつって。でも仕事が一段落つく前に、桜が咲いちゃったら死ぬ。もしも散ってたりなんかしたら死ぬ。絶対死ぬ。(←この考え方がすでに終わってる 笑)


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