・なぜチョコパンはチョココロネなのか?(幸福な食卓)

 はぁ〜・・・チョココロネおいしい。みんなが昼食を食べてるときに、一人で打ち合わせ資料を作っていた自分は、14時ちょっと過ぎに打ち合わせが終わった今、近くのコンビニで一人さみしくチョココロネを食べているのであった。てか、昼食がチョココロネってのが泣ける〜。でも最近のチョココロネは、本当においしくて驚く。昔はもっとずっと不味かった気がするんだけどなぁ・・・。いや、自分のこの記憶は、一昔前のヤマザキパン基準なんですけど(笑)。


 だって昔のチョココロネは、チョコスプレッド?がチョコレートもどきの、チョコとは別の何かだった気がする。パン自体もこんなモチモチしてなかったし。むしろ口の中の水分をぜんぶ吸い取っちゃうほどパサパサだったし。クリームパンのクリームなんて、クリームと呼ぶのもおこがましい程まずかったからなぁ。あれは一体なんだったのだろう。あんなの絶対にカスタードクリームじゃねぇし。アンパンのあんこぐらいじゃないかな?昔とあんま変わらんのは。


 そう考えるとパンの進化ってすごい!でも週に1度は菓子パンを食べている、自称パン通の自分から言わせてもらえば、菓子パンの王様はチョココロネ。これだね。なにがすばらしいって、パンの形状がすばらしい。あのクルクル〜@ってなってるところが。うずまきパンの入り口に、ポテッとしたおいしそうなチョコレート。限られた制約のなかで最大限にチョコを強調するための創意工夫。あれこそまさに、パンとチョコをおいしく見せるための天才の仕事だ。


 だってもしこれがチョココロネじゃなくて、ジャムパンみたいなただのパンだったらって想像してみ?おいしさ半減するっしょ。ジャムパンと区別つかないっしょ。パンの周りにチョコが塗ってあって、ビニールにくっついちゃってるパンとか、馬鹿じゃないのって思う。ましてやパンにチョコを練りこんじゃうとか、おめぇそれじゃあ、せっかくのチョコの風味が台無しじゃねーかって説教してやりたい。もうね、チョココロネを考えた人はマジで天才だと思う。


 しかも大きくて穴の開いたほうから食べると、最後にはチョコレートが絶対足りなくなっるっていうね。やられたーって思ったもん。入り口部分にしかチョコが詰ってなくて、最後はスカスカなのは、これは詐欺なんじゃないかって。でもそこ含めてチョココロネ。自分が世界一愛するパン(ウソ)。とりあえずチョココロネの素晴らしさが理解できない凡人は、せいぜいコンビニのおにぎりでも食ってろってこった。さて次回はメロンパンの魅力について!(ウソ)。


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