・午前一時の月曜日の憂鬱(月と六ペンス)

 ねぇ、聞いてよ、仕事がさー・・、あ、仕事の話ばっかしちゃってごめんねー。でも先週からついに、仕事が日曜出勤にまで発展してしまいまして。我が愛しの休日が、とうとうゼロになってしまいまして。もはや自分の時間と呼べるものは、すっかりなくなってしまった。朝目が覚めて、いつもと同じようにベッドからカーテンを開けて、ベランダ越しに外の様子を眺めつつ、溜め息をつく瞬間だけが自分の時間という気がするよ。このまま徹夜モードに突入したらどーしよう。たぶん死ぬな。


 「仕事が忙しい・・」ということを、とあるおばちゃんに真顔で相談したら、「なんか人生が充実してそうでいいわね」と言われてものすごくびっくりした。忙しいイコール充実、とでも思っているのか?このおばちゃん。「いや、そうじゃなくて・・」と、かくかくしかじか熱弁したら、「今の時代、ちゃんと仕事があるだけましよ」とのこと。う〜ん、まあ、いわれたことはその通りなのだが、なんというか、こっちのいいたいことはちっとも伝わってなかった。ちょっと遠まわしすぎたか。


 でも言われてみれば確かに、自分の仕事が忙しいのは、そのおばちゃんにとっても、このブログを読んでくれてる人たちにとっても、所詮は他人事なわけで、そんな風に受け取られても仕方ないというか、まぁ、普通はそういう感想になるわな・・・・・。がーん。むしろ「よろしい、しっかり働きなさい!」と言わなかっただけ、優しいおばちゃんだったのかな。てか、最近は仕事にかまけて、世間の話題からはすっかり取り残されているので、こんなとりとめのないブログばかりでごめんなさい。


 昨日もお昼を食べに外に出た時、公園のベンチの下の陽だまりで、猫が幸せそうにお腹を上下させながらスヤスヤ眠っているのに少しイラっとして、びっくりさせてやろうと近くにあった小石を投げつけてしまいました。でも弱いものいじめとかしちゃダメだよな。あ〜あ、ストレスをためるといいことないね。いじめっ子が他の子をいじめるのは、自分の心が満たされていないからか?最近は仕事が忙しくて、この仕事が終わったら、あーしたいとか、こーしたいとか、そんなことばかり考えてる。


 でも、あとちょっとなんだよ。あとちょっとがんばれば、少しは楽になるんだよ。そうすれば自分は何も考えずに、どこかへぷらっと遊びにでも行って、好きな人とあれやこれやとどうでもいい話をしたりしたいのだった。だからとりあえず頑張るしかない。この難局を乗り切るしかない。そんな風に考えてもちっとも気が晴れないのは、たぶん今が日曜の夜だから。日曜の夜はいつでも少しブルーになる。心に魚の小骨のような小さい何かが引っ掛かってる気分。なんていうか、そんなふう。。。


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